若き日・・・ あれは確か23才の頃
アルバイトをした一宮の喫茶店のマスターに

自由奔放に生きていた私に 食生活の大切さを教えてくれたのはマスターだった。
お昼の まかないは 栄養が偏らないようにと 喫茶店なのに 近くの仕出し屋さんに
お弁当を頼んであって 毎日 野菜中心のお弁当を食べさせてもらえた。
そこで働いたのは 1年と少しだけ だったけれど
マスターから沢山のことを教えてもらって 大きな影響を受けた

思い出深い店でもあったので 近くへ行ったら寄りたい と思っていても
実際には なかなか叶わず 最後に お会いしてから 20年程の歳月が流れ・・・
この5月14日に ようやく行くことができた

久しぶりに訪れた店。
ママに声をかけたら 古い記憶をたどって思い出して下さって・・・

マスターの後ろ姿と うつむいた顔を視界に入れて 「また 来ますね」 と帰ってきた。
その日から 3ヶ月後に逝去の知らせ・・・
あのタイミングで店を訪れ 看板メニューを懐かしく味わったことは 虫の知らせだったのか・・・
無宗教のお別れ会は 会葬者は円卓に座り
生前 マスター自身が挽いたコーヒー豆でたてたコーヒーをいただきながら・・・
焼香のような感じで 挽いたコーヒー豆を一人一人香炉にくべました。
これら全て マスターが生前 決めていたことだとか・・・
最期まで 現役の喫茶店のマスターだったんですね。
足が長ったから 人生を走り抜けてしまったのかしら
中身の濃い 素晴らしい ご生涯だったことでしょう。
素晴らしい幕引きでした
最期の最期まで生き方を教えて下さった気がします。
マスターに出会えて良かった
ありがとうございました
その日から 3ヶ月後に逝去の知らせ・・・
あのタイミングで店を訪れ 看板メニューを懐かしく味わったことは 虫の知らせだったのか・・・
無宗教のお別れ会は 会葬者は円卓に座り
生前 マスター自身が挽いたコーヒー豆でたてたコーヒーをいただきながら・・・

焼香のような感じで 挽いたコーヒー豆を一人一人香炉にくべました。
これら全て マスターが生前 決めていたことだとか・・・
最期まで 現役の喫茶店のマスターだったんですね。
足が長ったから 人生を走り抜けてしまったのかしら

中身の濃い 素晴らしい ご生涯だったことでしょう。
素晴らしい幕引きでした

最期の最期まで生き方を教えて下さった気がします。
マスターに出会えて良かった
