高校説明会で知った、睡眠外来の存在 | 起立性調節障害の子どもたちを見守るだけの生活

起立性調節障害の子どもたちを見守るだけの生活

起立性調節障害(疑い)の女子大生
起立性調節障害(診断済)の男子高校生 

思いつくまま綴っていますので、
時系列はバラバラです。
雑談がメインのため、役に立つ情報はあまりありません。

 

子どもたちの体調不良と向き合って、約6年が経過しました。

思いつくまま綴っていますので、時系列はバラバラです。

つらい時期は続いていますが、それでも楽しく暮らしています。

 

長男の体調は日に日に悪化していきました。

高校受験どころではなくなり、

結果的に通信制高校に進学することにしました。

それでもこの時、全日制高校の説明会へ足を運び、

私立高校の先生方と話をすることで

いろいろなことを知ることができ、

進路が閉ざされたわけではないということを感じたのです。

 

ある高校の先生が、

「うちの学生さんで、睡眠外来に通院している子がいますよ」

と教えてくださいました。

もちろん個人情報の問題があるので、

詳細は聞くことはできませんでした。

この時の私は、睡眠外来と言われてもピンときませんでした。

長男の症状は主に血流などの循環器系の問題であると

思い込んでいたのです。

 

「起立性調節障害」というワードに引きずられて、

「起立後」の問題であると思っていました。

しかし、

振り返ってみると、長女は高校時代、

「起立する前から」しんどい、立てない、起きれない、

と訴えていたのです。

「起立する前の問題」の方が重要だったのだと認識するのは

もっと後になってからのことです。

 

今となっては

睡眠外来の話を掘り下げて聞くべきだったし、

実際に受診するべきだったと痛感しています。

そうすれば、息子は今よりもっと楽しい高校生活を

送っていたかもしれません。

 

このターニングポイントで大きな失敗をしてしまった私。

今思い出しても、悔やまれる出来事です。

それでも貴重な情報を伝えてくださった

高校の先生には、本当に感謝しています。

生徒それぞれの苦しみに日々向き合っているからこそ、

見知らぬ男子中学生の保護者にも

温かい声をかけてくださったんだと思います。