なんか急に涼しくなったと思ったら、もう9月。
夏の終わりでございます。
皆様、この夏はいかがお過ごしでしたか?
ビールとフェス?
ビーチでBBQ?
浴衣でビーハナ?
太陽とシスコムーン?
いいですねぇ!大変結構!(パチ パチ パチ)
私はと言えば、仕事と惰眠。
奴隷のように働き、泥のように眠るプロレタリアンの鏡。
何一つサマーを感じず、感じさせず、愛さず、愛されなかった夏のジャスティス2017がここにあります。
-Summer's gone
-taking with her summer's play.
とはスティーヴィー御大の名曲"Summer Soft"の一節ですが、"her summer's play"なるものを何ひとつ提供されなかった私としては何言ってんだって話ですよ。
いい曲ですけどね。すごくね。
御大自身のドタドタしたドラムに、天まで届くコードの上昇と爽やかな解決が、ぎこちないのに美しいですね。
ちなみにですが、収録アルバム"Songs In The Key Of Life"では、アウトロの短いフェードアウトから間髪入れずに次曲"Ordinary Pain"のイントロに繋がる神MIXが聴けます。
ダウンロードやストリーミングが中心のリスニング環境では、こういったオリジナルアルバム単位での「流れ」や「間」を楽しめなくて、それは音楽鑑賞においての損失なのではないかと思ったりもします。
技術的進歩が文化的衰退であるという事でしょうか。
技術が文化を淘汰するという事でしょうか。
違う違う、そうじゃそうじゃない。
だってしょぼいSRの生ライブと一発録りレコードの時代が最も豊かだったのかと問われれば、全然そんな風には思わないので。
一生のうちで、一番感動出来る時期というのは、そんなに長くないというだけの事なのかもしれません。
だから思い出のCDアルバム達に囲まれて、中年になりつつある私はひっそりと、私の90年代を終えてゆくのです。
夏の終わりでございます。
さて、コスモスの夏は、お盆を挟んでヒマだったりたまに忙しかったり。
7月末の神楽坂祭りに合わせて、浴衣3daysなども開催させて頂いたのですが、スタッフから、浴衣は着付けが大変でヘアセットも大変で足も痛いってか3daysなげーよと言う声もあったような無かったような気が致しますので、来年は2daysにします。
あと、最近は特に神楽坂の飲食界隈の方々に遊びにいらして頂く事も多くて、色々なお店とお付き合いさせて頂けて嬉しい限りです。
おかげさまでスタッフも増えました。
入れ替わりもあるんですけどね。
それはしゃーないですね。
選択の自由です。アハハン。
職場は、そこにいる一人一人がより豊かな人生を送る為の場所であれば良いと思います。
ワークライフバランスなんて言葉は、ワークとライフを分断する為のものではありません。
ワークとライフは最初から繋がっているもの。
相互に影響し合うもの。
ワーク(労働)の視点でライフ(生活)を見つめ、ライフの視点でワークを認められれば、自分の選択と行動に、明確な動機と誇りが生まれます。
それは個人の自立と社会的自律を促します。
ワーク(仕事)は、世界で一人しかいない自分が、自分だけの人生を生きる上での選択であり、経緯であり、状況であり、結果です。
つまりライフ(人生)です。
出来ればそれは、淘汰でも衰退でもなく、長寿と繁栄であって欲しい。
ちっさいお店達と組織ですが、一寸の虫けらのごとき私でありますが、そんな風に考えています。
コスモスのオープンからもうすぐ半年、飲食の中でも、入れ替わりも浮き沈みも激しい業界と言われますので、何とか沈没しないよう、ぼちぼちやっていければと思っております。
くれぐれも、お酒飲んで↑みたいな事をお客さんに熱く語ったりしないよう気を付けますので、安心してウェーイと飲みに来てください! 笑
■シマダカフェ神楽坂
■ライブハウス飯田橋スペースウィズ
■スナック&バー コスモス神楽坂
※2017年3月オープン!スタッフ募集中!