おはようございます。Pです。
 
 
世の中には色々なお店があって、お店の数と同じかそれ以上のデザイナーや経営者や責任者がいるものですが、ライブハウスを作る経験をする人は、かなり少数になるのではないかなと思います。
 
作ると言っても、私が10年前に来たとき既に箱自体はあったので、正しくは個人向けスタジオをライブハウス化して、更にリニューアル改装した経験ですね。
 
 
 
 
私が関わっているお店の中で一番長く、一番細々とやらせて頂いているお店です。
ここの管理運営とPA業務が私の本業です。年々ウエイトが変化してますが・・・。
とにかく10年とちょっと、年間約200本のライブイベントをサポートしています。
 
とても小さなお店ですが、小奇麗でリーズナブルです。
これでいちいち細かいPAさえいなければもっといいんですけどね。
 
実は有名なアーティストも出演経験があるんですよ。
 
わかりやすいところだとセカオワとかですね。
 
少しだけですけどね。一切育てたとかないですけどね。
とてもセンシティブでまっすぐな野心を持った方だったように記憶しています。
 
 
さて。
 
 
ライブハウスはサービス業であり、小規模な装置産業でもあります。
 
主な収益源であるクライアント(イベンター、演者さん、バンド等)は、ライブを行うための設備機材とオペレーション、サービスを求めていらっしゃいます。
 
一言だけ先にお伝えしてしまいますと、利益率は高めで維持費は安い業態なので、初期費用と稼働率が重要ですね。
 
特に設備投資はキャパ400名くらいまでの中規模ライブハウスでもかなりの金額になるので、ここでは、ちっさな会社や個人、あるいは数人で開発運営出来るレベルのライブハウス、ライブバーのつくり方、実体験を書くことにしましょう。
 
というより、それしか知らないんですが・・・。
 
ちなみに弊社は稼働率低いので全然儲かってません。すいません。
 
それでも10年何とかやってこれているので、やはり長期的な視点が必要な業種だと思います。