森のおうちでのお母さん当番は久しぶり。
朝イチ、フィールド全体を感じながら、歩きました。
先週の大雨でむき出しの大地があるものの、シンボルツリーの根っこの隙間や、みんなで作った階段や溝に落ち葉がたまって、そこから緑が育っている。
キイチゴも去年よりたくさんの場所で実をつけているし、オオバコもたくさん生えていて、つい美味しそうと思ってしまう。
私たちが自然とどう向き合うかで、こんなにも自然は応えてくれるものなんだなぁと感じて。
それを感じさせてくれる大地の再生の日がまた楽しみになるし、風の草刈りを特別ではなく、日常にしたいと改めて思い、家に帰って忘れないように車に鎌を乗せました。
今日の保育はのいちごの子達と関わることが多かったです。
朝の会の後、椅子の片付けの時に。
きちんと椅子を重ねたい年少Sと、交差させて重ねたい年少E。
おたがいのしたいを通す中で、次第に手が出てくる。
Eのグーパンチが二発はいって、心も体も痛いS。
表情が歪む。
ぐっと、歯をくいしばる。
でも、泣かない。
自分の想いを貫く表情。
E。Sの表情からいろんな想いを受け取りつつ、Sはもう散歩に行きたいやろとか、話をはぐらかす。
Eの椅子をどうしたかったか。もわかるし。
Sに対してしてしまったグーパンチで、Sを悲しませてるのも感じてるE。
E、その後折り紙のチームに入って行く。
スッキリしてたのかなぁと思ったけど、ターナーのEの折り紙とのストーリーを聞いて、2人のやりとりは2人が離れた時に完結したんだろうなって感じました。
Sの今どんな気持ち?どうしたい?
そこに寄り添って、しばらく過ごしました。
薪を割ったりしながら…。
S自身、お散歩したかったんだわと思い出したみたいにお散歩チームに加わりたいと駐車場の方へ向かっていきました。
Sは、駐車場で年中Sちゃん、ゆかさんが収穫するキイチゴに夢中になりました。
私は、チェーンのところまで行って。
たくさんの生き物がそこにいて。
生きるがそこにある感じ…。
年長S。
スニーカーできたけど、長靴になりたい。
みんなと同じく、水の中に足を踏み入れたい。
長靴があるかもしれないと、荷物のところに戻りたいと話す。
年少Aちゃんも、みんなの姿を見て手袋をとりに行きたいと話してくれる、
そんな2人とフィールドに戻る。
リュックを、目の前にして振り返り、ひろちゃんトイレに行きたいと言うAちゃん。
うん行こうとロッジのトイレに向けう。
あー。のいちご〜✨
距離とか面倒だとか、本当にない。
自分の気持ち、目の前にある想いにまっすぐ。
のいちごって、ことばではなく、ありのままの感情でぶつかりあう。
キラッキラしてるなーーーー。って思う。
そして、去年の息子を重ねて感じ、息子の成長を感じました。
そして、息子の目線で森を見ると。
命、生きる。に、満たされていて。
先週のヤゴと息子のストーリー。
昨日のカナヘビの年長Tのストーリー。
森の生き物たちが、子どもたちに見せてくれる姿。命。
ありがとうの想いで満たされていました。
ランチの終わりに見つけたカナヘビ。
私が見つけたけど、捕まえた年長K。
そのカナヘビを家に連れ帰ったK。
Kの命との物語がスタートするなぁと感じました。