【ルシファーといっしょ】 -2ページ目


ルシファー「それじゃぁさやちゃん♪

       今日も引き続き、黄道12宮及び黄道12星座について勉強して行くよ!」

さやか「おう…講義が終わったら、ちょっと時間あるか?」


ルシファー「………!!!!!」

ルシファー(これは…チョコレートの予感!!!!)



ルシファー「うんうん!あるよ!時間あるっ!すっごくあるっ!」

さやか「…そんなに時間取らないから大丈夫だ」


さやか「…お前らも後で少し時間良いか?リヴァイ、ダニエル」





リヴァイ「…あぁ、構わん(チョコだな)」

ダニエル「大丈夫だよー♪(チョコー♪)」




ルシファー(チッ、リヴァイならまだしもダニエルもかよ…まぁ仕方ないか)


ルシファー「そ、それじゃ、早速!

       今日は巨蟹宮と蟹座についてお勉強して行くよっ!」

さやか「うぃー」




ダニエル「今日もさっそく蟹座の形状の確認から…かな?」



ルシファー「その通りだけど…講義に勝手に入って来ないでくれる!?」(怒

さやか「わーいっ!マイスウィートプリンス♪王子ダニエルーっ♪」



ルシファー「さやちゃんも!今は魔術講義の時間なんだから僕に集中して!」(イライラ

さやか「イエッサー!マイダークプリンスッ!暗黒の王子ルシファー!」

リヴァイ「…この家王子2人いたんだな」

さやか「お前は30代だから…王子というにはちょっとアレだもんな」

リヴァイ「喧嘩売ってんのか」


ルシファー「こほんっ…ではでは、気を取り直して、これが蟹座だよ!」




さやか「全く分からないので」

リヴァイ「線を」

ダニエル「引こう♪」




ルシファー「これが線を引いた蟹座だよ♪」


       

さやか「相変わらず」

リヴァイ「蟹に」

ダニエル「見えないね♪」


ルシファー「それじゃぁ続いて、巨蟹宮のデータの羅列に移るよ♪」


さやか「トロピカル!」

リヴァイ「サイデリアル!」

ダニエル「区分!」


ルシファー「君達さっきから何なの!(汗」


さやか「早く」

リヴァイ「次へ」

ダニエル「進もう♪」


ルシファー「ダニエルうるさいっ!」(怒

ダニエル「えぇっ!僕だけぇっ!?」(泣


ルシファー「巨蟹宮は黄道12宮の4番目!蟹座に対応する宮だよ!

       獣帯(黄道帯)の黄経90度~120度までの領域を指すよ!

       トロピカル方式では6月21日~7月22日

       サイデリアル方式では7月17日~8月16日

       2区分(女性/男性)では女性

       3区分(活動/停滞/柔軟)では活動

       4区分(火/風/地/水)では水」


さやか「蟹のマークは?」

ルシファー「蟹座及び巨蟹宮の記号は以下の通りだよ♪」





さやか「お、なんかこのマークかっこいい!」




リヴァイ「そうか?カッコ良くは見えねぇが…」もぐもぐ



リヴァイ「…うめぇ」もぐもぐ



ルシファー「………」

ダニエル「………」


ルシファー&ダニエル(これからチョコ貰う人の行動じゃない…!!!!)

***魔術講義終了後***


さやか「ルシファー、魔術講義はこれで終わりか?」

ルシファー「う…うんっ!」ドキドキ


さやか「ルシファーもリヴァイもダニエルも、日頃からお世話になってるからな

     ほんの気持ちだが、バレンタインという事でチョコレートを買って来た

     口に合うか分からんが、私の手作りよりマシなのは確かだ、受け取ってくれ」





ルシファー「わぁっ…良いのっ?本当に良いのっ!?」




リヴァイ「毎年悪いな」



ダニエル「わぁ♪真っ赤で可愛い♪リボンも付いてる♪」





ルシファー「………」

ルシファー「………」

ルシファー「………」


さやか「ん…ルシファー?」




ルシファー「皆、一緒なんだね」


さやか「…ん?」




ルシファー「リヴァイよりも、ダニエルよりも、

       僕が一番さやちゃんの役に立ってると思ったのに

       一緒のチョコなんて寂しい」


さやか「…ルシファー」


ルシファー「だってリヴァイなんて毎日紅茶とケーキ食べながらテレビ見てるだけのオッサンじゃん

       ダニエルなんて可愛い容姿を利用して愛想振りまいてるだけの悪魔じゃん!」


さやか「お前ズバリ言い過ぎだろwwwリヴァイの部分ちょっと笑ったwww」

リヴァイ「何俺の部分だけ笑ってんだてめぇ」


さやか「ダニエルは別に悪意があってそういう事してる訳じゃないぞ?

     リヴァイは確かに『だから30代にもなって彼女の1人もいねーんだよ』

    ってくらい堕落した生活送ってるけど!」

リヴァイ「お前にだけは言われたくねーよ…」




ルシファー「で、でもっ!ダニエル全然何の役にも立ってないじゃん!

       確かにさやちゃんからしたら、ダニエルは可愛くて優しくて癒される存在かもしれないけど

       ダニエル何の努力もしてないじゃない!そこにいるだけで良いんでしょ?

       僕凄く頑張ってるのに!毎日ちゃんと講義内容考えて頑張ってるのに!

       僕だけちょっと違うチョコレート欲しかったのにっ!」ぐすんっ



ダニエル「………」(焦



リヴァイ「………」




ルシファー「…全然評価されてないんだなって思って、すごく傷ついた…」



ダニエル「ど…どうしよう、ぼ、僕のせいで…」




リヴァイ「…お前は悪くねぇだろ」




月華「うるせぇ。レディース4の商品情報聞こえねぇ。」


さやか「いや…ちょっとルシファーが騒いじゃってて」

月華「いやお前に言ってんだよ」

さやか「私か」




月華「お前がひとっ走りしてちょっと良いチョコレート買って来て

    このクソガキにくれてやれば済む話だろ

    可愛い可愛いルシファーの笑顔が

    たかが数千円使うだけで手に入るんだぜ安いもんだろ

    さっさと行けお前の特殊嗜好エロ画像フォルダ全部ツイッターに流すぞ

さやか「行って来ます」


***30分後***


さやか「おい、ルシファー、そう落ち込むな、このブログを読んでくれている人は

     我家で一番役に立っていて一番頑張っているのはルシファーだって100%分かってる」

ルシファー「うぅ…でもさやちゃんに評価されなくちゃ意味無いじゃない」

さやか「いや…評価はしてるんだぞ、ただその評価をチョコに反映するって考えが無かっただけで

     だって一目瞭然だろ?見てみろよコレ」


月華…最凶最悪

夜香…最凶最悪の同類

みう…変態

美弥伽…可愛いけど爆弾作って設置してそのまま忘れるヤバい奴

リヴァイ…じじぃ

ダニエル…可愛い(だけ)

ルシファー…一番の働き者。毎日「どんな講座なら理解させる事が出来るか」を熟考し

        反省を繰り返し、次々新しいアイデアを考案して行く

        頭も非常に良く、冷静でありながら、熱心で人当たりも良く、明るい性格

        その可愛らしい姿はダニエルと同等でありながら、それぞれ違った良さを持つ。


さやか「という訳だ、第一このブログ、【ルシファーといっしょ】なんだぜ?

     前ブログは【月華なるままに】だったが、今はお前が主人公だ」


ルシファー「………」




さやか「ついでに、ほれ、お前に改めてバレンタインチョコ」




ルシファー「…わぁ!おっきぃ!それにこんなにたくさんっ!」


さやか「…これからも私の顧問魔術師として頑張ってくれるか?」



ルシファー「…うんうん!頑張るっ!もっともっと、ずーっと頑張るよ!」


今日、一番傷ついたのは多分リヴァイ←



        

リヴァイ「今回一番話に関係なさそうな俺が何で一番傷ついてんだよ…」

頑張れリヴァイ。そういうキャラ位置になりつつあるけど頑張れ。




月華「あ、エロ画像フォルダツイッターのタイムラインに流しといたから」

さやか「…嘘だろ?」

月華「はいツイッター画面」

さやか「うおあああああああああああああああああ何でだよおおおおおおおおおおおおおお

     うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

月華「…wwwww」もぐもぐ

ルシファー「あぁぁっ!それ僕がさやちゃんからもらったチョコレートーっ!」



月華「そこにあったから食った」

ルシファー「ひどーいっ!!!!」

さやか「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」


一番不幸なのは私だった。


***今日のポイント***


蟹座についてのポイント

・星座の形

・巨蟹宮に対応する星座

・記号


巨蟹宮についてのポイント

・巨蟹宮は黄道12宮の4番目

・蟹座に対応する宮

・獣帯(黄道帯)の黄経90度~120度までの領域

・トロピカル方式では6月21日~7月22日

・サイデリアル方式では7月17日~8月16日

・2区分(女性/男性)では女性

・3区分(活動/停滞/柔軟)では活動

・4区分(火/風/地/水)では水


このまま残りも突き進むぞー!


*******************


次回【第22話 獅子宮・獅子座】へ続く


***魔術日記***


昨日は不本意ながら2回の幽体離脱(体外離脱)現象で身体からすっぽ抜けてました。

さてこっちの世界満喫すっかーと思いベランダのドアを開けた所で身体に意識が戻る

しかし不本意ながらまた抜けてしまう

よし、今度こそ遊ぶぞと思って今度は玄関から家を出て

家の前の道路で飛び立ちつつ浮遊してた所でまた意識が身体に戻る

なんか面倒臭くなってそのまま寝る。

以上でした。

空飛ぶ(平泳ぎしながら)くらいしか出来んかった。

運が良ければ等身大月華やルシファー、悪魔達や天使達に目に見える形で会えるんだけど

成功率めっちゃ低い、無理。

意識集中すると身体が目覚めて意識も完全に起きちゃう。


ちなみに今回自分の部屋のドアを壁抜けしようと普通に歩いた所

普通にぶつかり、自分でドアノブ回して部屋を出ました。

やっぱりまだ経験不足みたい。どうしても「ドアは抜けられるものじゃない」って考えてしまうのが原因。

幽体離脱後の世界は自身の想像を信じる事が出来るかが全て。

私みたいに半信半疑でドアに挑むと通り抜けられない訳だ。


なので初心者に告ぐ。


初心者はまず最初は空を飛びたがる。

だが絶対に高い所から飛び降りるな。

「飛べる訳ねぇ」と思いつつも高層ビルからとんだ私がどんな恐怖を味わったかは分かるだろ。

普通に落ちたぜ。墜落の瞬間痛かったかどうかはショック過ぎて覚えてないけど。

落ちた瞬間起きたしな。

落ちても平気な、わりと恐怖心の少ない地上からチャレンジしろ。

ちなみに私はいまだに高い所から壮大に飛び立つとか怖すぎて無理。

最初落ちたのがトラウマすぎ。


普通は身体から抜ける際にゴムみたいな抵抗があるのだが、今回驚くくらいスル~ッと抜けた。

前兆となる金縛りも身体の振動もなく、いきなりぷか~っと浮かんで行きおった。


以上、今回は特別に良い経験が出来たので魔術日記として一端を書き記しておく。

また何か面白い経験したらブログに書くよ♪

※実際の魔術日誌は面白い面白くない、特別、特別じゃないに関わらず

  毎日書いています。それらのうち、面白いと感じたものをブログで話せたらと思います。


バレンタインネタを挟んだのと、魔術日記を入れたこともあり文量が半端ない事に…。

次回から少し自重します。

ルシファー「さーてっ、今日は双子座、及び双児宮について

        いつも通り意味の解らないデータを羅列していくよ♪」


ルシファー「………と思ったけど」

ルシファー「………」

ルシファー「………」





ルシファー「…さやちゃんが、いない!」


ルシファー「…にしてもさやちゃんの部屋汚いなぁ~

       魔術師としてお部屋を整理整頓しておくのは常識だって教えてるのに…」

※先日大掃除したはずなのに何故かさらに汚くなったぜ\(^O^)/意味ワカンネwww


ガチャッ…(ドアの開く音)




ルシファー「あっ、さやちゃん!いたっ!」

さやか「…お?」

ルシファー「今日も早速魔術のお勉強の続きをしていくよ!

       …あれ?今日はリヴァイも一緒なの?」



リヴァイ「あぁ、下の階でコイツと茶を飲んでいた」





ルシファー「ぼ…僕の事はお茶に呼んでくれないんだね…さ、寂しいなぁ」

さやか「あ、お前紅茶とかって飲むのか?

     月華とかジュースの方が好きで飲まないからさ

     普段はお茶はリヴァイと2人で楽しんでるんだ」

ルシファー「今度は僕も誘ってよ♪紅茶、好きだよ♪」

さやか「うん!」


ルシファー「それじゃぁ早速今日の魔術講義を始めて行くよ♪」

さやか「おう!」



リヴァイ「…おう」←流れで何となく一緒に参加してる人


ルシファー「まずはいつも通り、双子座の形を確認して行くよ!」




さやか「…線を引いてくれ」

リヴァイ「全く分からん」




ルシファー「これが線を引いた双子座…まぁ、さやちゃんが言いたいことは分かるよ」

さやか「どこがどう双子なんだよふざけんなwww」

ルシファー「やっぱりそう言うと思ってたよ」

リヴァイ「星座考えた奴の気が知れねぇな」



ルシファー「リヴァイ、それさやちゃんが前回言ってたセリフまんまwww」


ルシファー「さて、次は恒例の意味不明な双児宮のデータにうつるよ!」

さやか「どんとこい!」笑


ルシファー「双児宮は黄道12宮の3番目!双子座に対応する宮だよ!

       獣帯(黄道帯)の黄経60度~90度までの領域を指すよ!

       トロピカル方式では5月21日~6月20日

       サイデリアル方式では6月15日~7月16日

       2区分(女性/男性)では男性

       3区分(活動/停滞/柔軟)では柔軟

       4区分(火/風/地/水)では風」


リヴァイ「………?」




リヴァイ「おいさやか、お前こんな難しい事勉強してんのか…?」

さやか「ふふん、リヴァイ、ルシファーの言ってる事、さっぱり分かんねぇだろwww」

リヴァイ「あぁ、全く分からん」

さやか「私もさっぱり分かんねぇ!」

リヴァイ「………」


リヴァイ(聞かなかった事にしておこう)


リヴァイ「あぁ、そうだ、双子座・双児宮の記号は以下の通りだそうだ

      英数字のⅡに似てるから、『双子=2』で、これは比較的覚えやすそうだな」




***おまけ***


ルシファー「ね…ねぇ、リヴァイ?」

リヴァイ「何だ」

ルシファー「明日って…バ…バレンタインだよね」

リヴァイ「そうだな…そう言えば去年は貰ったが今年は…」

ルシファー「えっ!?も、貰ったの!?だ、誰!?誰からっ!?

       月華?みう?美弥伽?夜香?」

リヴァイ「あいつら全員チョコくれるような奴じゃねーだろ…」

ルシファー「…さやちゃん?」

リヴァイ「あぁ、あいつから貰った」

ルシファー「良いなぁー♪今年は僕にもくれるかな?」

リヴァイ「貰えるんじゃないか?今日買い物に行ってたみたいだしな」

ルシファー「手作りじゃないんだ…」

リヴァイ「あいつの手作りは…ヤバいだろ、色々と」

ルシファー「そうなの?」




リヴァイ「食べるなら『一切の希望を捨てよ』って感じだぞ」

ルシファー「地獄の入り口の文章じゃないwwwそんなにマズイの?www」

リヴァイ「…食べた事はないが、地獄の最下層まで堕ちるだろうな」

ルシファー「地獄の最下層は僕のもう一つのお家だけど…」

リヴァイ「ならそれよりさらに下へ堕ちるかもな」

ルシファー「僕のお家が最下層じゃなくなる!すごい!」

リヴァイ「地獄の最下層…ルシファーの居場所は裏切りを犯した者がいく場所らしいが

      最下層のさらに下…本当の最下層は、さやかの手作りを食った者がいく場所になるな」

ルシファー「さやちゃん凄過ぎ!罪を犯してない奴でも口に無理やり手作り突っ込めば

       どんな善人でも地獄の一番最悪な場所に落とせるんだね!

       もうそれってさやちゃん神みたいなもんだよね!」

リヴァイ「まぁ永遠にじゃないけどな、食った手作りが体内から排出されれば

     その地獄からは解放される」


リヴァイ「…まぁ大丈夫だろ、あいつは手作りチョコを作るような奴じゃねぇ

     金で美味いチョコを買う奴だ」



ルシファー「んふ♪楽しみだなぁ♪

       明日も頑張って魔術講義しちゃお☆」


※という訳で明日(2月14日バレンタインデー)もブログ、更新するよ!


***今日のポイント***


双子座について

・星座の形

・双児宮に対応する星座

・記号


双児宮について

・双子座に対応する宮

・黄道12宮の3番目

・獣帯(黄道帯)の黄経60度~90度までの領域を指すよ!

・トロピカル方式では5月21日~6月20日

・サイデリアル方式では6月15日~7月16日

・2区分(女性/男性)では男性

・3区分(活動/停滞/柔軟)では柔軟

・4区分(火/風/地/水)では風


*******************


次回【第21話 巨蟹宮・蟹座】へ続く。



ルシファー「さて、今日は金牛宮と牡牛座について

       前回同様、意味の解らないデータを書き連ねて行くよ!

さやか「…12個全部終わったら、本当に今まで分からなかった事

     全部分かるようになるんだよな?」



ルシファー「もちろんだとも!今、さやちゃんが分からなくて不安であろう項目全て、

        『どういう風に解説すればさやちゃんでも理解できるか』を昨日考えたんだ

       まぁまぁいい感じに考えがまとまってね、君に理解させる自信があるよ」

さやか「ほぉ…それは楽しみだな」

ルシファー「だから、今はむしろ『意味不明過ぎ!』って状況を楽しんで!

       そうすれば12回終わった後、いよいよ解説に入った時、とってもスッキリするはずだから!」

さやか「…おう!信じてやろーじゃねーか!」


ルシファー「じゃぁ早速、牡牛座について見て行こう」




さやか「相変わらず星がいっぱいだな」

ルシファー「ふふ、じゃぁさやちゃんに分かりやすいように星々を線でつないでいくよ」




ルシファー「これで牡牛座…まぁ牛には見えないよね」

さやか「…星座って、ちゃんとその名前通りの形に見えるものって無いんだろ?」

ルシファー「うん、無いwww」

さやか「星座考えた奴の気が知れねぇ…」

※個人的には牡牛座は左に向かって突進してゆく牡牛の形にちゃんと見えます。




ルシファー「さて、牡牛座の形を確認できた所で、黄道12宮の2番目、金牛宮の説明にはいるよ!」

さやか「出た…あの一番意味分からないやつか…トロピカルとかサイデリアルとかいうやつ

     …分からないままで良いんだよな?」

ルシファー「さやちゃん、心配し過ぎ、大丈夫だよ、ちゃんと考えがあっての事なんだから」

さやか「うむ」


ルシファー金牛宮は黄道12宮の2番目!牡牛座に対応する宮だよ!

       獣帯(黄道帯)の黄経30度~60度までの領域を指すよ!

       トロピカル方式では4月20日~5月20日

       サイデリアル方式では5月15日~6月14日

       2区分(女性/男性)では女性

       3区分(活動/停滞/柔軟)では停滞

       4区分(火/風/地/水)では地」


さやか「ふふ…意味分からんwww」




ルシファー「くすっ、そうそう、そうやって『分からない』を楽しんで♪

       最後に記号だね、牡牛座・金牛宮のマークは以下の通りだよ♪」




さやか「私が描くとなんか下手なんだよな…いびつ…」

ルシファー「単純な記号ほどごまかしがきかないから仕方ないよ」


*****おまけ*****




一昨日食った謎の巨大菓子。

美味かった。


***今日のポイント***


牡牛座についてのポイント

・星座の形

・金牛宮に対応する星座

・記号

金牛宮についてのポイント

・牡牛座に対応する宮

・黄道12宮の2番目

・獣帯(黄道帯)の黄経30度~60度までの領域

・トロピカル方式では4月20日~5月20日

・サイデリアル方式では5月15日~6月14日

・2区分(女性/男性)では女性

・3区分(活動/停滞/柔軟)では停滞

・4区分(火/風/地/水)では地


これも「そうなんだ~」程度に見ておいてくれれば大丈夫です。

いわばこれらは後々、『黄道12宮』を正しく理解する為の材料です。

でも今は使い方が分からないだけです。

この調子で残りも突っ走ります。


*******************


次回【第20話 双児宮・双子座】へ続く。


※牡牛座の画像(線無し)は他サイト様から拝借して来たものです

※牡牛座の画像(線有り)は上記の画像に独自で線を書き加えた物になります



ルシファー「それじゃぁさやちゃん、黄道12宮および黄道12星座について

       長い長い道のりのスタートだよ!準備は良い?」

さやか「…それは私のセリフだ」

ルシファー「な…何っ!?」

さやか「うんこ頭脳な私に難しい事を理解させる事が出来るか、出来ないか…

     すべてはルシファー、お前のお師匠様としての優秀さにかかっている…!!!!!

     準備は良いか!暗黒の王子、ルシファーよ!!!!!!!」



ルシファー「う…受けて立とうじゃないっ!!!!!」


ルシファー「…と、言う訳で、まずは牡羊座について、簡単に説明するよ

       このコーナーでは主に12宮について詳しく講義したいから

       12星座は形を確認するだけにとどめるからね」

さやか「うん」




ルシファー「はい、という訳でこれが牡羊座ね

       じゃここは終わりにして早速黄道12宮に…」

さやか「ちょっと待とうか」


ルシファー「…?何か問題でも?」

さやか「星有り過ぎ!」



ルシファー「そりゃ宇宙には数えきれない程の星があるんだよ?

        牡羊座だけ浮かび上がらせるのは無理に決まってるじゃないか」

さやか「それにしたってもう少しやり方あるだろ!!!!どれが牡羊座だよ!!!!!!!

     もうしょっぱなから全ッ然わかんねーよ!!!!!

     せめて線で結ぶとかどうにかしやがれウンコ野郎!!!!!」






ダニエル「さやちゃん、僕も星座、少し分かるよっ!

      役に立てるか分からないけど…僕で良ければ教えるよっ!」

さやか「ふおぉぉぉぉ!ダニエル!マイスウィートプリンス!!!!!王子様ーっ!!!!!!!!」



ルシファー「…チッ、てめーかよ、死ね」←誰よりもダニエルが嫌い

※ルシファーは感情が極端になると目の色で教えてくれます。色んな色になります。

※目玉を一々交換しているのではなく、写真を撮った後に描画ソフトで私が描き変えています。

※なので全く同じものが描けなかったりします←技量不足




ダニエル「さやちゃん、牡羊座はね、この星と星を…こうして結ぶと出来るんだよ!」




さやか「…ふむ、どこをどう結べば牡羊座になるのかは分かったが

     全然羊に見えねーな…」

ルシファー「…星座なんて実際結んでその名通りに見える物なんて無いよ」

ダニエル「ここはさやちゃんの想像力で補完するしかないんじゃないかな」

ルシファー「僕の後に続けて喋んな」

ダニエル「…ふえぇ」


さやか「仲良くしろよ、うちには男はリヴァイとダニエルとルシファーしかいねーんだから」




ルシファー「だ、だって!こいつキリスト教徒なんだよ!?しかも熱心な!

       さやちゃんはサタニズムを自身の軸として生きてるのに

       こんな奴有害でしかないよ!!!!」



ダニエル「そ、そんな事ないよ!サタニズムは他人のやってる事に口を出すべきじゃないとしている

      なら、他宗を受け入れるとまではいかなくても、放っておくこと位出来るはずだよね!?」


さやか「ルシファーよ、ダニエルの言う通りだ、ダニエルは可愛い、有害なはずない

     そしてルシファー、お前も可愛い、勿論有害なはずない」


ダニエル(何か…)

ルシファー(全然違う事言ってる…)


ルシファー「と、とにかく、次の12宮のうちの1つ、白羊宮について勉強するよっ!」

ダニエル「はーいっ♪」

ルシファー「お前はいーのっ!」

ダニエル「むぅーっ」

さやか「可愛い…リヴァイが全然可愛くないから癒される」





リヴァイ「へっくしょん!」




リヴァイ(…?)



リヴァイ(そろそろ花粉症か…?)


ルシファー「白羊宮は黄道12宮の1番目!牡羊座に対応する宮だよ!

       獣帯(黄道帯)の黄経0度~30度までの領域を指すよ!

       トロピカル方式では3月21日~4月19日

       サイデリアル方式では4月14日~5月14日

       2区分(女性/男性)では男性

       3区分(活動/停滞/柔軟)では活動

       4区分(火/風/地/水)では火」

さやか「意味わかんね」




ダニエル「あまりにも分かりずらいから少し説明するよ!」



ルシファー「ちょっと待て、勝手に話進めんなよ、この講座は僕の持ち分なんだから」

ダニエル「…でも、流石にこれは少し分かり辛いよ?」

さやか「少し分かり辛いじゃなくて全然分からないんだが?」


ルシファー「さやちゃん、今は分からなくてOK!

       12星座一気にこの調子で進めて行くよ!」

さやか「はぁ!?ずっとわかんねーままじゃねーか!」

ルシファー「大丈夫、12星座終わった段階で、さやちゃんの頭は?マークだらけなのは想定の範囲内!

        どうせトロピカルなんて『トロピカル?南国ですか?』程度の認識でしょ?

        サイデリアルなんて『サイゼリアの間違いじゃないですか?』程度なんでしょ?

        それを実際に図を書いてもらう事で一気に理解に繋げて見せるから!」

さやか「…大丈夫なのかよぉ、心配だよぉ

     何一つわからないまま進むとか怖いだろーが…今教えてくれよー」

ルシファー「駄目、君は書く事で覚える

       だから今は意味不明な情報を小出しにして

       後々それらの意味不明な情報を書いて繋ぎ合わせる事で理解させるから」

さやか「…本気?」

ルシファー「本気、君には最終的に図を自分で作ってもらうよ

       トロピカルとサイデリアルの違いが分かる図が良いね

       だから円を描く方のコンパスと定規と分度器、用意しといて」


さやか「ワロタwww何か知らねーけど本格的wwww」




ダニエル「なるほど、推測するに…あの図形かな、なんとなく想像がつくね♪

      居住の座、高揚の座、障害の座、転落の座はやらないの?

      その…僕は魔術にはあまり乗り気じゃないけど…

      魔術には必要なんでしょ?こういうの」

ルシファー「そうそう!あぁ…それら4つの座については

       さやちゃんは占星術師に特化する訳ではないんだし

       今必ず勉強するべき事でもないから今は良いよ

       後々魔術実践にあたって、さやちゃんが星の位置にこだわりだしたらやれば良いし…

       …って、話に入って来ないでよっ!」


さやか「お前ら本当は仲良くなれるだろw

     あと下のが牡羊座のマークだってさw」



さやか「正面から見た羊の角みたいだから分かりやすいな」


※ぶっちゃけこれから12星座、12宮全部終わるまでは***今日のポイント***だけ

  読んでくれてれば別に問題ないです。

  そして今日のポイントに書いてあることが理解出来なくても別に問題ないです。

  どうせ12星座・12宮終わったら、ルシファーの「(自称)凄く分かりやすい解説」が待っています。


***今日のポイント***


牡羊座についてのポイント

・星座の形

・白羊宮に対応する星座

・記号


白羊宮についてのポイント

・牡羊座に対応する宮

・黄道12宮の1番目

・獣帯(黄道帯)の黄経0度~30度までの領域

・トロピカル方式では3月21日~4月19日

・サイデリアル方式では4月14日~5月14日

・2区分(女性/男性)では男性

・3区分(活動/停滞/柔軟)では活動

・4区分(火/風/地/水)では火


これさえ理解…いや、「そうなんだ~」程度に思っておいてくれれば次回に進んでも良いって

ルシファーが言ってる。

正直、今日分かった事は、「何が分からないのかすら今一分からない」って事だけだけど

ルシファーが「それで良いよ、12個一気にやっちゃおう!」って言ってくれてるから

マジで何も分からなくて良いらしい。


こればかりは悪魔を信じるしかないみたいだな。

12個終わって、いよいよ解説に入った時、ルシファーが

裏切りの悪魔(解説しても結局分からなかったエンド)になるか

忠誠の悪魔(信じた結果、ちゃんと分かったエンド)になるか

見物だよなぁwww


※ルシファー曰く

  ①意味の解らない情報の小出し

  ↓

  ②意味の分かる理論的お話し

  ↓

  ③①と②を合併して、お絵かきすると理解できる


って方式らしい。


********************


次回【第19話 金牛宮・牡牛座】へ続く。


※牡羊座の星座画像はフリー素材提供サイトから借用したものです。

※星座線については、上記写真に私が独自で線を引いた物になります。



ルシファー「さやちゃん、今日は第17回目の魔術講座にあたる訳だけど

       今日は勉強っていうより、勉強に入る前の事前説明に時間を割いても良いかな?」

さやか「…?別に構わんが…事前説明が必要な程壮大なジャンルなのか?」


ルシファー「僕達が次に勉強するのは黄道12宮、及び黄道12星座について…

       だから、占星術的な分野に入る事になるね」

さやか「おぉ!何かカッコ良さそうな分野だな!!!!!」



ルシファー「少なくとも、このジャンルだけで最低でも15~20講座程度は使わなくちゃいけないね」

さやか「…どういう配分だよ、長過ぎんだろ」

ルシファー「まだ詳しい予定は決まってないけど、だいたい次の順番でやるつもり」


1講義…白羊宮・牡羊座について

2講義…金牛宮・牡牛座について

3講義…双児宮・双子座について

4講義…巨蟹宮・蟹座について

5講義…獅子宮・獅子座について

6講義…処女宮・乙女座について

7講義…天秤宮・天秤座について

8講義…天蝎宮・蠍座について

9講義…人馬宮・射手座について

10講義…磨羯宮・山羊座について

11講義…宝瓶宮・水瓶座について

12講義…双魚宮・魚座について

13講義…サインについて

14講義…星座について

15講義…歳差とサインと正座について

16講義…トロピカル方式について

17講義…サイデリアル方式について

18講義…13星座(蛇遣い座・トレミー48星座)について

※変更の可能性あり




ルシファー「…まぁこんな感じ?

       本当は言いたくなかったんだ、こういうの事前に言うと

       さやちゃんがビビっちゃうんだもん」

さやか「まぁ仰る通り急に専門的になり過ぎてビビってますけども」




ルシファー「…この程度で魔術師の道、諦めちゃう?」

さやか「んな馬鹿な」

ルシファー「良かった♪それじゃぁ次回から少しずつ頑張って行こう?

       僕もなるべくさやちゃんがすんなりお勉強出来る様に頑張るからっ!」

さやか「おうよ」


*****おまけ*****




ルシファー「…ところでさやちゃん、これは…何?」(汗

さやか「おっぱいマウスパッドだ」

ルシファー「お…おっぱい…マウス…パッド…」(汗


さやか「高校時代の友達と久しぶりに遊んだ際にゲーセンに行ってな

     そしたらこれを取ってプレゼントしてくれたんだ」

ルシファー「へぇ~♪」



さやか「このキャラクターは『すーぱーそに子』って言うんだが

     胸の谷間に手首を置いてマウスをいじる事で

     ムニムニ気持ち良くて手が疲れにくくなるんだ♪」

ルシファー「…手の疲れを軽減するだけならただのクッションで良かったのに

       それをわざわざ女の子キャラクターの胸の谷間にしてくるあたり

       発想の勝利って感じだよね!

       しかも谷間にすることで手首がジャストフィットするって算段なんでしょ?」


さやか「うむ、そに子だけでなく、色んなキャラクターのが発売されてるぞ

     自分の好きなキャラクターのおっぱいを楽しめる訳だ」

ルシファー「凄い♪ねぇねぇ、僕も触ってみて良い?」

さやか「おう」




ぷにぷに


ルシファー「わぁ♪結構弾力あるんだね!むにむにしてて気持ちいい♪」

さやか「だろー」


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次回【第18話 白羊宮・牡羊座】へ続く。



ルシファー「さやちゃん、この大きなダンボールなぁに?お引越しするの?」

さやか「んな訳ねーだろwww大掃除中にな、金になりそうな不用品が沢山出てきたから

     売り払う事にしたんだ」



ルシファー「へぇ、どんなもの?」

さやか「主にアニメグッズだ、プレミアになるもんは入ってねぇが

    結構な数入ってるからな、それなりの値段になるだろ」

ルシファー「…ふぅ~ん」



ルシファー「この中に入ってるものがお金になって戻って来るんだぁ…」ふみふみ

さやか「ふーむーな、中の物に傷がついて査定に響いたらどうすんだ」



ルシファー「やっぱり状態が悪いと査定に響くんだ?」すとんっ!

さやか「当たり前だろ、だから思いっきり座るんじゃねぇバカ野郎」

ルシファー「大丈夫だよ、僕軽いもん♪」




ルシファー「それじゃぁさやちゃん、四大元素のお勉強が終わった今、

       僕達が次に勉強すべきなのは五大元素…何を指しているかは分かるね?」

さやか「ああ、四大元素の勉強中にちょこちょこ話に出て来てたからな

    今まで勉強した四大元素にもう一つ、『エーテル』を加えたものを五大元素って言うんだろ」

ルシファー「その通り…でも、僕はその五大元素を説明する前に

       一つさやちゃんに言っておかなくちゃいけない事があるんだ」

さやか「…何だよ?」




ルシファー「今まで僕達が勉強して来た四大元素は厳密には

       『アリストテレスの提唱した四大元素』なんだ」

さやか「…?すみません、もうちょっと分かりやすくお願いします」

ルシファー「つまり、四大元素は火、風、土、水っていう見解は同じなんだけど

       それぞれ4つに対してのものの考え方が先人達によって違いがみられるって事」

さやか「私達は数種類ある四大元素の考え方の中で

     アリストテレスが提唱した考え方にそって勉強して来たって事か?」

ルシファー「その通り、魔術で応用されるのは主にアリストテレスの提唱した四大元素だからね」

さやか「…でもどうせ他の四大元素の解釈も大したことないんだろ?」


ルシファー「エンペドクレスなんかは四大元素に『愛』と『憎』の力を付与し元素の増長減少を定義したし

        プラトンは『地は正六面体』『水は正二十面体』『空気は正八面体』『火は正四面体』

        って分けたし宇宙を構成する元素(エーテル)については『正十二面体』に区分したけど

        どうする?さやちゃんが大した事ないと思うならやるけど…」

さやか「ごめんなさいもう口挟みませんルシファー大魔王様」





ルシファー「…という訳で僕達が今まで勉強したのはアリストテレスの四大元素だから

       五大元素のエーテルも、アリストテレスの解釈に沿って進むよ」

さやか「はーい」


ルシファー「四大元素、火、風、土、水は君達人間の住む地上(地球)を構成する要素だったけれど

       エーテルは天体を構成する要素として定義された」

さやか「…うむむ、やっぱり今一分かんねぇ」

ルシファー「以下にエーテルを分かりやすく定義した文章を掲示したから読んでみて?」

さやか「…どれどれ?」


**********


①アリストテレス以前の古代ギリシアにおいてのエーテル

・大気の上層=空~宇宙のこと

・雲や月の領域=宇宙のこと

・ゼウスの領域(ギリシア神話における全知全能の神、宇宙を支配する)=宇宙のこと

・エーテルの意味は「常に光り輝くもの」で、

 転じて太陽や星といった地上を永久に輝き照らす(循環する)様子として表現された=宇宙の事

・死んだ者の魂が行きつく、死後の世界=霊界

・地上が有限の性質を有するならば、

 宇宙なるエーテルは無限の性質を有する、永遠に続いて行く世界=宇宙、霊界

 (空の星が永遠に回る事から宇宙は無限であると連想した)

これらの事から、空や宇宙空間、永遠的な世界を示す言葉である。


※ちなみに当時における宇宙と霊世界はある程度同意語

 現在の私達は霊世界と宇宙を同一視しない。

 (宇宙飛行士が帰って来た時、『あの人霊界行って来たんだ…!』なんて思わない)

 だが古代において、惑星や星々のある宇宙空間は霊界とある程度同一的見解が成された。

 (星は1日1日…永遠に空を巡っていく、その永遠性から死後の永遠の世界と同一視された)

 現代でも子供に死を伝える際に『○○はお星様になったんだよ』というのはその名残かも知れない。

 人が死んだ際に24時間線香を絶やさないのは、線香の煙が空へ上って行くのを見て

 死者の魂が迷うことなく、天へ上る為であり、途切れると道を見失って迷子になるという話もある。

 今でこそ、宇宙は霊界ではなく、物質世界の一部として科学的解明が進んでいる。

 しかし魔術的分野では、今なお宇宙の神秘性、霊的性質を認めている。

 だいいち科学は宇宙のほとんどを解明出来ちゃいない。

②後のアリストテレスは、これらを踏まえた上で


宇宙や天体を構成する要素としてエーテルを当てはめた。

エーテルの性質を「不変の永遠に回転し続ける性質」とした上で次のように考えた。

私達が空を見上げると、星がゆっくり動いて、毎日毎日絶え間なく永遠に回って行くのも

全てはエーテルという天体を構成及びコントロールする元素が導く事によって

星が巡っているのだと考えた。


※輪廻転生もこのエーテル(霊界/宇宙)の「永遠循環」の理念から来ているのかも知れない。


*****今日のポイント*****


ルシファー「分かった?」

さやか「うん…何となく…いや、あんまり分かって無いかも…」

ルシファー「…心配しないで、さやちゃん、エーテルについてはこれから先

       復習する機会が沢山あるから、ゆっくり時間をかけて理解して行こう?」

さやか「…でも…」




ルシファー「今日のポイントはこれだけ覚えておいてくれればいいからさ♪」


①エーテルは天体(宇宙)を構成する元素(力)であり、四大元素に足される事で五大元素となる

②死後の世界(霊界)だとか、霊的、魔術的、オカルトチックな意味合いもあるらしい


さやか「…でも、もう私自信ない…こんな基礎的な事すらよく分からないなんて

     こんなんじゃこれから先もっと複雑になった時の事を考えると怖い…」


ルシファー「…?

       何言ってるの?

       基礎的な事が一番難しいんだよ?

       基礎が一番容易で、応用になるにつれて難しくなると勘違いしてない?

       見た目の複雑さに惑わされちゃいけないよ?

       何も知らない0から基礎の1を築くのが一番の最難関なんだよ?

       応用で1を10に、10を100にするのなんて簡単だからね?

       男と女がいれば、ほっとけば人間は簡単に増えて行く…これは応用。

       何もない状態(ゼロ)から男と女(1セット)を作る基礎は?これって簡単じゃないよ?

       全知全能の神が6日間もかけて全宇宙を創造し、環境を整備して

       やっとこさ男女の人間を作り出したあげく、7日目は疲れて休んでるんだよ?

       これでも0から1を作る基礎が安易で応用が複雑だなんて言える?」


さやか「…じゃぁ、今やってる魔術の基礎が一番難しい?」

ルシファー「そうだとも♪君は魔術の勉強を始めたばかりでありながら

       それでいて一番難しい事を勉強しているんだ

       だから分からなくて当然だし、これからも沢山分からない事に直面して行く

       でも大丈夫、さやちゃんなら絶対乗り越えられるよ!」



ルシファー「だって優秀なお師匠様である僕が付いてるんだから!」


感動的ラストで第16話はこれで終了…かと思ったら。



美弥伽「うにゅ♪」





美弥伽「ルシ兄(るしにぃ)が一つ皆に伝える事を忘れてるので

     我輩が皆に教えてあげるのだ♪」


美弥伽「エーテル(天/霊/空)」を表す記号は以下の通りなのだ♪

     今までの四大元素とはだいぶ形が違うのだ」




重要な事を教え忘れている優秀なお師匠様、ルシファーであった。


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次回【第17話 未定】

※黄道12宮と黄道12星座について講義する事は決まってるんだが

 カリキュラム(講座の構成)が上手いことまとめられずただいま奮闘中。

 「これは今勉強しなくちゃ駄目」「こんなのは後で別に講義すりゃいい」

 この2つが中々区別できず、計画を立てられずにいる。



ルシファー「いよいよ四大元素も最後のお勉強だね!」

さやか「秋葉原ドール撮影スペースでの講義もこれで最後だぞ」

ルシファー「えっ!も、もう帰っちゃうの!?何で?ねぇ、何で!?もうちょっと遊んで行こうよ!」

さやか「十分過ぎる程長居しただろーが

     魔術講座4回分も居座ってんだぞ」

ルシファー「うぅ~~~~っ、でもでも~~~~っ……」

さやか「不定期に撮影スペースも模様替えするから、そしたらまた来ようぜ

    たまに撮影スペースでいつもと違った写真を使えばブログも平凡にならんだろ」

ルシファー「…うぅ…分かった…」




ルシファー「…それじゃぁ、気を取り直して四大元素の4つ目…水についてお話していくよ!」

さやか「おう」


ルシファー「まずはいつものように性質から述べて行くよ!

       水の性質は『冷にして湿』これに異議は…流石に無いか」

さやか「これは現代人でも納得のいく性質だろ、水は冷たくて湿ってる」

ルシファー「だよねwww」





ルシファー「それじゃぁ水は地よりも重く、さらに下降原理なんだけど、これは説明出来る?」

さやか「よし、まず水が地よりも重い事について説明してみるぞ」


さやか「山に雨が降った時、雨はどうなるかを考えれば一目瞭然だ

     山に降った雨は山の表面をドバドバ流れて行ったりしない

     山に沁み込み、土や岩、鉱物の隙間を通り、大地よりもより深い場所に浸透して行く

     もう少し簡単に例えるなら、乾いた鉢植えに水を与えた時

     水たまりにはならず、土に吸収され深く深くへと浸透して行くな

     また別の例えをするなら、温泉や沸き水…例外なく地面の下から出て来るな

     植物は水が地の底にあると知っているからこそ地底に深く根を張り巡らせる

     よって水は地面よりもさらに下へと降りる事が出来る…

     つまり、地よりも重い性質を有すことを主張する」




ルシファー「Great!じゃぁ下降原理については説明出来るかい?」


さやか「…まぁ下降原理である地よりもさらに下を行く時点で

     水が下降原理であることは誰でも分かっちまう事だが…

     敢えて例を出すなら…こんなのはどうだ?

     川は常に上から下に流れる…山の上流からずっと流れて来て

     下流に流れ、やがては広い海へと流れ出てゆく

     下から上に逆流する川なんて無いだろ?

     水は常に下へ下へと下ってゆく…そういうもんだ

     だから下降原理なんだろ」




ルシファー「良いね良いね!四大元素に入ってさやちゃんが輝いてる!」


さやか「…褒めて頂き光栄だが…五大元素…つまりエーテルの話になったら

     多分私いつもの『分かんねぇ』状態に戻ると思うぞ」

ルシファー「構わないよ、さやちゃんが何でも分かる天才だったら何の為に僕がいるのさ

       『分かんない』さやちゃんに教える為に、僕、ここにいるんだから」

さやか「そうか、じゃぁ遠慮なく分かんない路線突き進むぜ」

ルシファー「でもほどほどにしてくれると助かるなぁ

       さやちゃん難しい事知ってると思ったら基本的な事分かんないとか言い出すんだもん

さやか「変な勉強の仕方してる証拠だなw」

ルシファー「僕がちゃんと教えてあげる!」

さやか「頼んだ!」


ルシファー「それじゃぁ水の記号について…もう想像出来るね、これだよ」




さやか「うん、想像通りだ、逆三角形だな」

ルシファー「覚えやすいね」


ルシファー「…次は五大元素…つまり、今までお勉強した四大にもう一つ

       エーテルという元素を加えたものをお勉強するよ」

さやか「…んー…エーテルとかいう非物質的なものになると今一理解出来なくなってくるんだよなぁ」

ルシファー「なかなか難しいよね

        でも、簡単に理解出来る様に心掛けるから、一緒にがんばろ?」

さやか「うぃー…しゃーねーな…がんばる」


***おまけ***



ルシファー「撮影スペース全体だよ♪楽しかったなぁ…また来たい…

       また連れてってね♪さやちゃん♪」


***今日のポイント***


①水の性質は「冷にして湿」

②水は下降原理

③水の記号は逆三角形


これさえ覚えておけば次回に進んでも大丈夫だってルシファーが言ってる。


昨日は久しぶりに夜遅くまで残業してたのだが

今日はそのご褒美に映画『ベイマックス』見てステーキ食べて来た♪

家には帰らず今日は祖母の家に宿泊。

お正月に来たっきりだから1ヶ月ぶりだな。

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【第16話 五大元素】につづく。



ルシファー「さてさて、まだまだ四大元素のお勉強は続くよ!」

さやか「火…風と来たから…次は地か」

ルシファー「その通り…ってそれよりさやちゃん!この撮影スペース綺麗だね♪」

さやか「若干クリスマスチックだけどなwww」

ルシファー「僕は好きだよ、とっても綺麗!嬉しいなぁ♪」

さやか「お前が喜んでくれりゃ万々歳だ」





ルシファー「さて、地の性質は『冷にして乾』…これについて何か疑問は?」

さやか「んんー…まぁ大地は本来冷たくて乾いてるものだよな

     太陽(火)や雨(水)や空気(風)といった他の四大元素が絡んでくるから

     暖かくなったり、濡れたりするけど…基本的には冷にして乾で疑問は無い」

ルシファー「その通り、地に火や水や空気が加わることで地球に生命が誕生したのさ

       だからこそ、古代よりこれら4つの元素が世界を構成すると信じられてきた

さやか「納得しちまうよな、ほんと、上手い具合に考えられたもんだ」




ルシファー「じゃぁサクサク進もうか、地は下降原理なんだけど、これは理解出来る?」

さやか「…火や風は上昇原理だったな、地は逆に下降原理なのか

     まぁ私達人間は何の疑問も無く『空を上』、『地を下』と考えるし

     なにより地には『引力』があって、私達の身体を常に下へと引っ張っている

     ジャンプしたらそのまま大気圏突入とかしねーだろ?必ず地面に着地する

     よって…地が下降原理であることにも疑問は無い」





ルシファー「なんかいい感じの喋り方になって来たね!

       言ってる事も的を得ているし、なんだか魔術師みたい!カッコイイよ♪」ごろーん

さやか「眠くないからな」

ルシファー「…という事は普段はほぼ眠いんだね」

さやか「9割は眠いな」

ルシファー「今日は奇跡的にその1割に当たったのかぁ…いつもそうなれない?」

さやか「いつもそうなれたらお前苦労しねーだろ、ルシファーよ」

ルシファー「そうだった…」




ルシファー「さて、残るは記号だね!地を表す記号は以下の通りさ!」

さやか「ちょっとリラックスし過ぎだろお前」

ルシファー「人形の為に作られた場所なんだから当たり前じゃないか♪」

さやか「まぁそうだけど…どれ、地を表す記号はどれだ?」




さやか「逆三角形に横棒だな」




ルシファー「うん、これも前回の風と同じように横棒がはみ出る書き方もあるから気を付けてね」

さやか「りょーかい」





ルシファー「さやちゃん、今日はスムーズに講義が終わったね、少しお話しようよ!」

さやか「ん?何だ話って」





ルシファー「えっ…?これと言って話題が有る訳じゃないけどさ、雑談だよ、雑談!」

さやか「ほぉ、いいぞ」


ルシファー「ねぇねぇさやちゃん、最近子供に変な名前(DQNネーム/キラキラネーム)

       を付けるのが問題になってるらしいね」

さやか「あぁ、そんな問題あったな、それがどうした?」





ルシファー「僕だったら瑠詩風亞(ルシファー)とかになるの?」

さやか「いや、むしろ金星って書いてルシファーと読ませるかもな」

ルシファー「そう言えば、日本では名前に対して漢字通りの読み方をさせる必要はないらしいね」

さやか「おう、私の本名は漢字でさやかだが、別にさやかと読ませる必要はないんだぜ」

ルシファー「さやかって漢字で書いて読みはクロウリーでも良いのかぁ…」

さやか「無理ありすぎワロタwwwwだったら黒瓜で良いだろwwww

ルシファー「くwwwwろwwwwうwwwりwww」


***今日のポイント***


①地の性質は「冷にして乾」

②地は下降原理

③地の記号は逆三角形に横棒

④横棒がはみ出る事もあるが、違う記号ではなく同じ地の記号


これさえ覚えておけば次回に進んでも大丈夫だってルシファーが言ってる。


魔術の勉強って大変だな…いまちょっと別の所勉強してる最中なんだけど

意味分からな過ぎて発狂しそう…もうちょっと分かりやすく書けやって本気で思う。

ぶっちゃけ今自分が分からなくて発狂しそうな部分を

やがてこのブログで分かりやすく解説するのかと思うと、出来る気が全くしない←


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次回【第15話 四大元素④水】へ続く。



ルシファー「さてさて、前回に引き続き、四大元素についてお勉強して行くよ!

今日も秋葉原のドール撮影スペースからお送りします♪」


さやか「おう、前回は火をやったから…今日は風か?」

ルシファー「その通り、今日は空気…つまり風についてお話していくよ」


さやか「…ところで、本来四大元素って、火・空気・地・水の四つだろ?

     空気を風と言い換えるのには何か理由があるのか?」



ルシファー「良い所に気が付いたね

       さやちゃんの言う通り、本来四大元素といえば、火・空気・地・水の四種類を指す

       それを現代において『風』に置き換えたのには次のような理由があるんだ」


①空気より風の方がイメージしやすい


ルシファー「魔術で四大元素を取り扱う際、空気は活動性のあるイメージなんだ

       でも、現代人は空気っていうと、停滞していて、そこに留まっている空気…

       つまり、密室の部屋の中に詰められたような空気を想像してしまう

       そこで、同じ『空気』でありながら、より活動的なイメージを喚起する事の出来る

       『風』を使うに至ったんだ、ほら、空気よりも風の方が、おなじモノのはずなのに

       あちこちを自由に吹きすさぶ、活動的なものに感じるだろう?」


②一つだけ2文字


ルシファー「他の火・地・水が一文字なのに、空気だけ二文字だとなんだか統一性がないよね

        語呂を合わせて統一性を持たせるために風を起用したとも捉えられるね」


③五大元素になった時に重複する


ルシファー「四大元素に、もう一つ『空(天/霊/エーテル)』を加えると五大元素になるんだけど

       火・空気・地・水・空だと『空』が重複しちゃうよね

       四大、五大共に、それぞれ異なったイメージを喚起させたいはずなのに

       同じ漢字を用いられちゃうんじゃ、空気と空の区別が曖昧になってもおかしくない

       きっちりと区別を付ける為に、また誤解を防ぐ為にも『風』に変えたんじゃないかな


さやか「ふむ、なるほど、何となく分かったぞ」


ルシファー「さて、風の性質は『熱にして湿』…これに異議はある?」

さやか「異議あり、だいぶ異議あり!」



ルシファー「わぁ♪早速異議が出たね!何に対して異議を申し立てる気かな?」わくわく

さやか「風と言うと、私のイメージでは涼しくて、乾いているイメージなんだが…

    だって、暑いと扇風機や団扇で風を起こして涼むだろ?

    そして洗濯物は風が吹いてると良く乾くだろ?

    つまり、風の性質は『冷にして乾』だと思う!」


ルシファー「…ふむ、さやちゃんの言う事は最もだなぁ…確かに間違っているようには思えない」

さやか「だろ?

     勿論、お前が『熱にして湿』だって言うんだからそれが正解なのは分かってる

     でも、私の感覚だと、それが理解できないんだ…説明できるか?」




ルシファー「うーん…空気が『熱』であることを証明する良い方法が見つからないなぁ…

       あっ…そうだ!ねぇさやちゃん、日本には『気温』という言葉があるよね?

       『気温』という言葉は、『空気がどれだけ温かいか』という尺度を表す言葉…

       つまり、『空気が温度(熱)を持っていて当然だ』という考えが古くからある事になるよね

       もちろん気温がマイナスになる事だってあるけれど

       それは人間がこの地点より下はマイナスって決めただけであって

       当の風本人は、少なからず熱なる性質を持っていると考えられるよ」


さやか「ほぉ、そう言えばそうだな…空気中の温度を気温っていうくらいなんだから

     私達は日常的に空気や風に温度(熱)があるものだと無自覚のうちに認知しているのか

     それなのに風に対しては冷たいイメージを持っている…不思議だな」

ルシファー「同じ空気なのに、視点が変わるとイメージするものが変わって来てしまう

       …これで、風及び空気が熱なる性質を持つことは理解出来たかな?」

さやか「おう、結構スッキリした!…が、風が『湿』の性質を持っている事については依然謎のままだ」




ルシファー「これも『湿度』って言葉が日本には有るじゃないか!

       人間が空気に『湿』なる性質を持っている事を暗黙のうちに認めている証拠さ

       程度の高い、低いはあれ、空気には必ず湿度が存在する

       今は冬で、空気中の湿度が低い時期だけどね

       …それにさやちゃん、君は

       『風が洗濯物を乾かすから風は乾の性質を有す』と言ったけれど

       それはね、逆なんだよ、風が洗濯物を乾かすんじゃなくて

       『風が洗濯物の湿気を吸収して行ってるから結果的に洗濯物が乾く』のさ


さやか「…ほぉぉぉぉ、なるほど

     そう言えば冬場の風邪対策に部屋に濡れたタオルをかけておくと

     タオルの湿気を空気が吸って、部屋に湿度が生まれて、喉を保護してくれる…

     なんて話をよく聞くな…翌日にはタオルがカラカラに乾いてるんだとか

     …それと同じことか?」




ルシファー「Great!その通り!素晴らしい!

       ちなみに風が自由自在に吹きすさぶ様子からして察すると思うけど

       風は上昇原理だよ、火と一緒だね」


さやか「うむ、さて、風が『熱にして湿』であることが分かった所で…最後は記号だな?」



ルシファー「うん、これも至極簡単なものだから心配しないで、風を表す記号はこれだよ」





さやか「…三角に横棒だな!」

ルシファー「三角に横棒だね!」


さやか「これ、何となく残りの2つの元素の記号も想像出来るな」

ルシファー「ふふ、そうでしょ?

       だから四大元素の記号についてはそんなに心配しなくても良いよ」



※風(空気)の記号は三角形に横棒を引く至極単純なものですが

 このように横棒の両端が三角形をはみ出す形で記す人もいます。

 どちらも風(空気)を表す記号なので、違う記号だと勘違いしない様にしましょう。


***今日のポイント***


①風の性質は「熱にして湿」

②風は上昇原理

③風の記号は三角形に横棒

④横棒が三角形からはみ出てても同じ風の記号


これさえ覚えておけば次回に進んでも大丈夫だってルシファーが言ってる。

次回は四大元素の三つ目、「地」について講義するって。


あー…近々また秋葉原の魔術堂依託店行かないとな。。。

取り敢えず入門用に今一番世界で流通してると思われるあの黄色いタロット買いに行く。。。

(実はタロットはロクに触った事すらないのである。石はけっこう関わって来たけど…。)


ちなみにタロットや石を浄化する際は、四大元素に対応した道具を使う事で

四大の力をカードや石に取り込む事が出来るぞ。


四大元素の力を利用した儀式的行為の実例として良い例なんだ。

そのうちカードや石について触れる際にこの方法を紹介出来たらいいな。


******************


【第14話 四大元素③地】へ続く。



ルシファー「それじゃぁさやちゃん、今日から早速四大元素について講義して行きたいんだけど…」


ルシファー「………」

ルシファー「………」

ルシファー「………」


ルシファー「…ここどこ?すっごく綺麗」

さやか「秋葉原のドールポイントに来ている。その中にあるドール用撮影スペースを借りてるんだ」

ルシファー「わぁ…!凄い凄い!一度で良いから来てみたかったんだぁ♪」

さやか「たまにはこうしてゆっくりお前と過ごすのも良いと思っ…」

ルシファー「こんな素敵な場所で魔術講義出来るなんて!」

さやか「………ゆっくり過ごす気は無いんだな、了解」




ルシファー「それじゃぁさやちゃんっ♪今日は四大元素の一つ、『火』についてお話するよ♪」

さやか「ふむ」

ルシファー「火の性質は『熱にして乾』…これについては異議はないね?」

さやか「おう、火は熱いし、水を蒸発させて乾燥させる性質もあるからな」

ルシファー「流石にこれに異議はないかぁ…」

さやか「…何だよ」




ルシファー「さやちゃんならその異常な思考回路で『火は熱にして乾じゃない』

       とか言い始めそうじゃん…馬鹿だからさぁ」

さやか「…あーぁ、なんか傷付いた…撮影終わったら魔術堂が依託してるお店に

     タロットカード見に行こうと思ったんだけど真っ直ぐ帰ろうかなー…」

ルシファー「さやちゃん素敵♪頭良い♪大好き♪ちゅっちゅ♪元気出して♪」

さやか「気持ち悪ぃなやめろバカ悪魔」



ルシファー「タロット見に行くなら止めてあげる」

さやか「行くよ…けど見るだけだぞ、何も買わねぇからな」

ルシファー「わ~い♪」





ルシファー「さて、火の性質は『熱にして乾』だと説明したけれど、

       火が上昇原理であることは理解出来るかな?」

さやか「あー…んー…えーっと…んんー…」

ルシファー「何だか思い当たるふしがありそうだね」


さやか「えっと…暖房を付けると『暖かい空気は上に行く』とか?」

ルシファー「そうそう!まさにそれだよ!

       暖かいもの、熱を持ったものは軽く、上昇する性質を有するんだ!

       海などで起こる上昇気流も太陽で温められた海面の空気が上昇する事によって起こるね」

さやか「…へぇ…考えた事なかったけど、火は軽いのかぁ」

ルシファー「四大元素は火、空気、土、水だけれど、火はその中で一番軽いものなんだよ」

さやか「…空気よりも軽いのか?

    火って地上で燃える物だろ?

    火が空気より軽いんだったら、火が空気中にふわふわ上昇して

    いわゆる『火の玉』みたいになるんじゃねーのか?」




ルシファー「うーん、ちょっと解釈の仕方が違うかな…

       さやちゃん、『火』をそのまま『火』とイメージするんじゃ無くて

       『火』=熱って考えてごらん?そうすると少し上手く整理出来るかも知れないよ

       さっきの上昇気流と同じ…太陽という火によって温められる空気があるね

       その暖かい、熱を持った空気が、他の冷たい空気を押しのけて上昇して行くのを考えれば

       火(熱)が空気より軽いって事がなんとなくイメージ出来るんじゃないかな

       ヤカンでお湯を沸かすときだって…コンロの上にヤカンを乗せて火を付けるだろう?

       下で温められた水が軽くなって、上にあがると

       今度は上にあった冷たい水が下に行って、そこで火で温められて

       また上にいって…この対流の繰り返しでまんべんなく水が暖まり、やがて沸騰するのさ


さやか「おぉ、なんとなく分かった…つまり上昇原理ってのは

     火そのものがふわふわ火の玉になって空中に浮いて行くのではなく

     火によって温められた熱がとても軽くなって、上にあがって行くって事か」



ルシファー「その通り…さて、残るは…記号だね」

さやか「…うぐぅ、記号…暗記物は嫌いだ」

ルシファー「安心してよ、さやちゃん四大元素を表す記号は至って単純なんだ」


ルシファー「四大元素の火を表す記号はこれさ」




さやか「…」

ルシファー「…」

さやか「…」

ルシファー「…」


さやか「…三角だな」

ルシファー「三角だね」


さやか「…覚えた」



ルシファー「覚えた…っていうより最初から知ってる記号でしょ?

       これからは三角形を見る度に火をイメージするようにしてみて

       三角形は見慣れた図形だけれど、見慣れているからこそ

       三角形を見ただけじゃ火のイメージなんて湧いてこないはずだから

ちなみに、上昇原理だから、三角形が上を向いてるって考えると良いかも」

さやか「なるほど、普段からイメージしておくことが大切か」

ルシファー「うん!」


***今日のポイント***


①火の性質は「熱にして乾」

②火は上昇原理

③火の記号は三角形


これさえ覚えておけば第13話に進んでも大丈夫だってルシファーが言ってる。

次は四大元素の2個目、「風(空気)」について講義するって。


…それにしても最近PCの調子がめちゃくちゃ悪くて

重い&インターネットに接続できない事態が多発…orz

こうして調子の良い時を見計らってブログを書いて更新する日々が続いています。。。

もし更新が途切れたら「あぁ、ついにさやかのPCが死んだか」と思って下さいwww


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【第13話 四大元素②風】に続く。