マナーとコミュニケーション専門
スタッフの自立する力を育むコミュニケ―ショントレーナー 大迫です。
本日発行のメルマガの関係で
昔のブログ記事をこちらにアップしました。
以下、2006年の記事です。
これってほんとはどうなの?
私はビジネス講師をして15年になります。(今現在は講師歴22年)
講師になる為の学習の際、「第一印象の重要性」の項目がありました。
この中で、意識づけるための話の引き出しとして
この「メラビアンの法則」を知ったのです。
私が教えられたものは以下のとおり
メラビアンの法則とは 第一印象を決定付けるものの要素をアメリカの心理学者アルバート・メラビアン(マレービアンともいう)が老若男女に対し統計を取り表した数字である。
その結果が
見た目55%、 声38%、 言 葉 7%
このような数字。
従って、第一印象を決定付ける要素の強い「見た目」を強化する事は、第一印象を悪い印象として持たれた後の、改善に対する時間と効率を考えたら、得するというわけ。
だから、私はこの法則は第一印象の要素に限り使わせていただいております。
ところが、この「メラビアンの法則」。。。
そもそもメラビアン博士が行った実験と世の中に広まっている内容(主旨)とど~も違っているようなのです。
それを 京大生の就職活動
それと天使と悪魔のビジネス用語辞典
←こちらに詳しく書かれているので参考まで
ではでは この「メラビアンの法則」がなぜこんなに広まったのでしょう?
それはね、こういう事からなのです。
再選を目指すジョージ・ブッシュ氏(現ブッシュ大統領の父)とアーカンソー州知事というだけで知名度のないクリントン氏が争いました。のちに史上最大の逆転劇と言われるくらい、大方の予想を裏切りクリントン氏が勝利を収めました。
このとき、クリントン陣営の選挙参謀として大逆転劇を演出したのがディック・エリス氏。
クリントン氏をいかにアメリカ国民に好印象をイメージ付けるか、そのために利用したのが「メラビアンの法則」なのです。
ディック氏は、演説の内容よりも、ゼスチャーや立ち位置、服装などにとことんこだわりました。「強いアメリカ」「世界の中心にあるべきアメリカ」を強調し、それを実現できるだけの能力を持ち合わせている人物が誰であるかを見事に聴衆に印象付けたのです。
アメリカ国民が好感を持つ服装は「紺色のスーツに赤のネクタイ」と結論付け、クリントン氏はTV討論でもその服装でブッシュ氏と対決しました。
またアメリカ人が好む女性の髪の色は金髪として、ヒラリー夫人は髪を金髪に染めかえたといいます。こうしたイメージ作戦もクリントン氏の逆転大勝利の大きな要因となったといわれています。
「メラビアンの法則」については、出所がどうであれ
結果そのようになっている事は確かなようです。
但し、コレはあくまでもイメージの問題。
それも多くは一方的なコミュニケーション時にかぎるといえます。
合コンをした時のはじめの挨拶時であるとか
講演会の講師であるとか
ウインドウショッピング時の店に立ち寄るかどうかの判断とかね

それがその人全てを判断するものではない事は、皆さんおわかりかと思います。
でもね、「話してみれば人柄がわかる」では遅いこともあると思うのですよ。
だって印象が悪ければ、話す機会さえもらえないことも多いのですから!
(これは、2006年4月22日09:38:00に私のブログ「おとなのステキ研究室」にて発表したものです)
数年前より、非常に「メラビアンの法則」検索数が増えています。
読んで何を感じたのか
コメントを残していただけるとホッとします。
また、参考になったのだとしたら
その旨も書き添えてくださると嬉しいです。
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