おとなしめの
目立ちたがり屋の私は
音楽会のクラス対抗合唱で
伴奏をしたくて
たまらなかったけど
腕前がもっと上の人が
必ず一人いて
私まで至らなかった。
大人しかったので
ピアノを習ってることすら
知られてなかったかも
中３で
やっとその、任務につき
私の自信に繋がった。
父が、病気になった頃
子ども心に
（月謝に、お金がかかる）
と思い、辞めた。
父は、それを聞いて
病床の上で
大泣きしたらしい
ピアノを使うことを
仕事にしようと
だから、心に決めた
でも、その頃の夢は
もう〈幼稚園の先生〉
だったから
今日も、ありがとう。