イルカさん
伊勢正三さんの
【なごり雪】を聴くと
思い出す。
大学に戻る
電車の見送りに
ホームまで出た。
おとなしめで
真面目だったあなたは
石橋を3回叩いても
渡らないタイプで
寸前まで行っても
挑戦できず
私をヤキモキさせた。
そのあなたが
颯爽と電車に乗ると
片手を挙げて
一人暮らしのマンションに
戻っていった。
去っていく電車を
見送りながら
私の中に
【なごり雪】が流れた。
時がゆけば
幼い君も
大人になると気づかないまま
今 春が来て君は
きれいになった
去年よりずっと
きれいになった
(たくましくなった)
涙もろい私が
その後、泣いたのは
言うまでもない![]()
☆…★☆°°★☆今日も、ありがとう。