当の義父さんは
ボケてはないものの
聞こえが悪くて
毎日の説明にも
わかってるのか?
わかってないのか?
って感じだった。
あいにく、仕事で
帰ってきた表情は見てないが
最新型エアーベッドに
寝ておった
しかも、爆睡
たくさんの人の手を借りて
≪帰る≫まで、こぎつけた。
食べなくなって
その先を、悟りかけた義父さんを
おとちゃんは
ゆっくり根気強く食べさせて
ここに来た。
正直
しょーじき
本人のため
それがよかったのかどうか
わからない。
無理させて、自然の摂理に
反しているのではないか?!
とも思った。
それとも
それなりの寿命が
まだあったのかもしれない。
とにかく
その先に、行きかけた人が
家に戻ってきた。
訪問介護やら看護やら
酸素やら自動ベッドやらの説明に
頭がおかしくなりそうだが
私は
食事担当に徹する
☆…★☆°°★☆ 今日も、ありがとう。