義父さんの
四人部屋の病室の
すぐ前の人が
私のとこに来て
私に、言った。
「昨日、うるさくて眠れなかった。
だから、み～んな悪いんだから
静かにしなさいと言ったんや！！」
私は意味がわからず
「隣のおじいちゃん？」
と聞いたら
「おたくのよ」って！！(゜ロ゜ノ)ノ
最近、嚥下も難しくなり
発音もほとんどしなくなったので
そんなことがあろうとは
思いもしなかった。
「どんな風にですか？」
と聞くと
「わがまま！」
「自分が天皇陛下かなんかと
思ってるんやろか？！」と。
家でも、権力一番だったので
わかる気がした。
前に
義母さんの自己中を
ある人に相談したら
「最期は、介護の手を借りなさい
そこでやっと
どれだけ今まで自由にできていたか
気づくはず。感謝するはず」と。
今回は
義母さんでなく義父さんだが
病床で耳の遠い義父さんが
そんなことに、気づくかわからないが
人の口を借りて
神様が叱ってくれたとしか思えない。
一生分の教えを
やっとここにきて
いただいたとしか、思えない。
それを
身内でなく
嫁の私に伝えた
その人の気持ちも
ありがたいし
わかるような気がする。
☆…★☆°°★☆ 今日も、ありがとう。