父が亡くなったとき
もう、会社の寮に入っていた。
だから、特に
私のケアをしてくれたわけではないが
台風で、里が被災して
兄に会うことが多くなり
ふと、感謝を形にしようという
気持ちになった。
手紙を書いた。
「 私が今、大好きな子どもたちと
仕事をしていられるのは
短大に行って、資格を取らせてもらった
お陰です。女なのに、と反対しないで
短大に、行かせてくれてありがとう。 」
そして、まだ若かった兄が
その二年間、お小遣いをくれてた
恩返しとして
初めて
≪お礼≫を渡しました。
直接、言葉にはできなかった。
恥ずかしくて
母にも
お嫁さんにも、内緒
負けず嫌いの
甘えることの下手な妹だけど
やっと
災害の絆のおかげで
心を伝えることができた・・・
☆★☆★☆★☆★今日も、ありがとう。