あなたが、いた。
あと、2、3日で
卒業って時に
「あっ!
今なら、携帯があるんだ。
連絡先、聞かないと…」
恥ずかしくて
しゃべることもできなかった
あの頃…
連絡先など、聞けるわけない。
すると、なぜか
娘たちが、その方法を
教えてくれた。
進路を書いてる彼の
ひとつ飛んだ、横に座り
その紙を、そっと盗み見た。
「魚」という文字が、見えた。
魚屋さんか
漁業か
現に彼は
「お寿司やさんになる」と
友だちづてで、聞いたことがある。
なれただろうか…
そこでは、やっぱり
モジモジして
先に進めない私がいた。
そして、目が覚めた…
ああ…
会いたい…
☆★☆★☆★☆★今日も、ありがとう。