引き出しを片付けてたら
“お灸”を、見つけた。
今時のせんねん灸とかでなく
ほんとの“もぐさ”だ。
若い頃、仕事場で
《はだしの保育》が始まって
じきに、左足に大きな魚の目ができた。
それは、徐々に大きくなり
痛くて、痛くて
手術を考えたほど…
そんな時、母から
お灸を薦められた。
芯を、やっつけた方がいい！と。
結婚してからも続いたが
子育てで、忙しくしてたら
忘れたように、消えていた。
今、残りのそれを見つけ
前々から、ヨクイニンを飲んでも
消えかけて、また出てくる
人差し指のイボの
芯をやっつけてみようと
取り出した。
火をつける
良くなると思う痛みは
マッサージなども含め、結構快感だ
人差し指の小さな火を見てると
思い出した。
悪いことをした時
人差し指を曲げた
第一間接あたりに、もぐさを置かれ
「もう、しないかっ！」と
母に、火をつけられた。
何をしたのかは、思い出せない
そんな、当たり前のことも
今では、虐待に
なるんだろうなぁ…
真っ黒の一点の跡
明日、子どもたちに
「これなあに？」って
聞かれるんやろな～(;゜∇゜)