無償のお返し…今まで、あの人にこんなに優しく笑いかけてたかしら…今、自分がケラケラ…でもなくわははっ…でもなくでへへっ…でもなく目が、ふぬゅって垂れ下がるのを感じるぐらい優しく笑いかけてた…鏡を見てないけどそれをはっきり、感じた。いつも、私拳のある顔を、してたんだ。あー、なんか笑顔笑顔って、言ってるばかりで笑顔になんか、なってなかった。これだけで、いいんだ。そしてそれだけのことしか、してないのにあの人からも言葉のない、うれしい…が伝わってきた…