白い杖を、持っていた。
黄色い線にたどって
歩いていた。
回りは
回りの人たちは
優しく
道を開けてあげてた。
待ち合いの椅子に
何人もと腰かけて座っていたら
そのご婦人が
不意に、角度を変え
隣の椅子に
ぶつかってきた。
隣の若者、ぶつからないように
よけてあげてた。
よけたけど、どうしていいか
わからない風だった。
そしたら、なんか私
立ち上がって
あまりにさらっと
「どちらに、行かれますか?」と
声が出てた。
今まで、お年寄りに席を
譲る…とかぐらいで
こんな風に
体のご不自由な人に
接する場面は、なかった。
あったとしても
声をかけていいものか
躊躇することもあった。
手を握って連れていこうとしたら
にこにこして
「肩を持たせてください」って。
「右に曲がります。」
「少し段があります。」と
言いながら、案内した。
こんなおばさんが
こういうことできるってこと
当たり前のことなのに
できなければ、おかしいのに…
その時
さらっと言葉にできた自分に
「成長したなぁ」と思った( 〃▽〃)
アホでしょ

どんだけ私、心、子ども???
でも、自分に拍手
