はーい、先日、宣伝部長倉橋と
北浜界隈で開催中の
まちのコモンズ2010
船場茶会 井上柳湖堂の煎茶deサロン
に繰り出したおっきーです。
場所は、サロンからすぐ、
高麗橋通りに面したプロダクトデザイナー喜多俊之氏の
スタジオSpace KITA'S。
(丸型錫のお茶卓に赤い茶碗が映えますね。)
今日は、長年私が愛してきた煎茶の世界をぷち御紹介。
普段、私たちが飲むお茶、煎茶は湯のみや
大きな煎茶茶碗で飲まれると思います。
が、その煎茶の最高に美味しい部分を入れた玉露(お茶のエスプレッソ)
を入れる作法に煎茶道というものがあります。
日本全国、茶どころは30近くあることから
煎茶の流派も15から20近くあると言われています。
煎茶は中国から伝わりました。
中国ではお茶は薬として珍重されていて
お茶を飲むことを「一息入れる」というように
「気を入れる」飲み物だったそうです。
唐の時代に陸羽(りくう)という人がお茶の効能や
お茶の飲み方を書いた「茶経(ちゃきょう)」という本を出しました。
それを読んだ文人たちがお茶を嗜好品として愛用したのが
始まりとされています。
日本の茶道が無言で湯の沸く音、風の音など、
五感を研ぎ澄まして楽しむ美に対して、
煎茶は文人たちが詩をうたい、絵画を語り、美術工芸を愛でるという
いつでも誰でも参加でき、話すことを楽しむ
文人趣味が始まりと言われています。
つまり、先日の会場でもお話がありましたが
「サロンの原型」だったようです。
各流派により内容は違いますが、
書を読んだり、歌を詠んだりする流派もあるそうです。
ちなみに私が行っていた流派では
好きな歌舞伎のことを調べてくる人が話したり、
陶磁器の話をする人がいたりして、能楽の話など
あらゆる分野の話を聞くことができる
まさしくサロンでした。
そう思うとウィズブライトはまさしく「交流サロン」ですね。
ステキな器に載っているお菓子は
老舗和菓子店「菊寿堂」さんのもの。
甘すぎず、とても上品なお味でした。
色が黄色、ピンク、ブルーと
テンションあがるお菓子や器です。
ストレスの多いビジネス街に煎茶の癒し空間を持ち込めないだろうか
なんて考えていたわたくしですが、
昔から北浜は豪商の街で煎茶や茶道が盛んだったとか。
この北浜界隈は老舗和菓子店や古美術店を良く見かけます。
そういえば、昔の社長さんたちの社交の場は茶室だったことを
思い出しました。
先日の帰り道に倉橋と盛りあがり
来年のお正月にはサロンで煎茶お茶会を企画開催します。
一度、お煎茶をやってみたい、見てみたいというかたは
ぜひ、お越しくださいね。
日時: 1月8日(土) 11:00-12:30
場所: ウィズブライトサロン4階
お着物を着て是非ご参加お待ちしています。
ウィズブライトスタッフ おきはら
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