「呪文」
困ったときに唱えれば
魔法のように解決してくれる
「呪文」
これまで、お話に出てきた「呪文」
時間を聞きたいときは…
「掘ったイモ、いじるな」
支払額を聞くときは…
「はまち」
彼女を落としたいときには…
「兄移住」
タクシーを降りたい!と思ったら
「揚げどーふ!」
それは、たぶん、覚えた英語を
たどたどしく言うよりは
ずっと効果的な呪文であります。
でも、どうして、そうなるの??
ご来訪ありがとうございます。
実は魔女のMIOです。
さて、これらの4つはそれぞれ、
「掘ったイモ、いじるな」
What time is it now?
(今、何時ですか)
「はまち」 How much?
(いくらですか?)
「兄移住」 I need you.
(俺には君が必要なんだ)
「揚げどーふ」 I get off.
(降ります)
という英語にきこえるわけです。
で、そのからくりは3つあります。
そして、その3つはそのまま
リスニングと発音のワナとなる
ヒジョーに大事なポイントです。
発音以前に、リスニングが
できなければ、
まずコミュニケーションはムリです。
そして、リスニングの壁となるのは、
日本語の発音にはない、このワナ
単語と単語が合体した時の
聞こえ方が、一個ずつの発音とは
全く違うことです。
音を使わず英語学習すると
間違いなく、
リスニングには壁が
立ちはだかります。
最初からわかっていれば
理屈がわかっていて
聞いたりしゃべったりすれば
簡単に乗り越えられるのに、です。
手品を何回見ても、不思議だけど、
一度その種明かしがわかれば
すぐに見破れるようになる、
のと同じです。
さて、その1つめは
「子音 + 子音」
の連続がある場合
「先にある子音は消える」
という現象です。
(ちなみに、a u i e o
日本語の「アイウエオ」は「母音」
それ以外は、「子音」
k とか s とか t とかです。)
で、例えば
What time
ホワット タイ(ム)
↓
Wha t time
ホワッ タイ(ム)
↓
「掘ったイ(モ)」 となります。
(この場合、実際「ム」は
上の唇と下唇がくっつくだけで
音にはなりません。)
How (ハウ) + much(マッチ) は
wが消えて、「はまち」という具合です。
2つ目は、
「子音 + 母音」
と続く場合には、音が合体する、
という現象です。
is it の、 s + i で
「イズィ (ジ)」 という具合です。
これで、「いじ」の出来上がりです。
I need you が、
「あぃにぃーじゅー」
↓
「あにいじゅう(兄移住)」も同様です。
そうなると、
I get off. の get off は
「あい げっと」と「おふ」で
「あげっとふ」ではないのか?
「どーふ」にならないじゃん?
と思われますが、ここで、
第3のワナが登場です。
t の音って、英語で早く言うと
ラ音 とか ダ音
になっちゃうのです。
例えば little は
「りとぅる」 じゃなくて
「りるぅる」 か 「りどぅる」
って、きこえます。
なので、「あぃげっとふ」 は
早く言うと 「あげどふ」
になるのです。
「あげどーふ」(揚げどーふ)の完成です。
…で、さきほどの、「いじるな」
の「るな」のところも、これです。
is it now は
「いじっつ なう」となりましたが、
It now のところに t があるので、
「つ」 が 「る」になり
「いじるなぅ」
になってしまいます。
英語を聞いて
ワケわからなくなるワナは
この3つだけです。
つまりは、この3つが起こる場所
をチェックして練習すると
リスニングも発音も
OKということです。
ではまた、続きは次回
See Ya!