太一、太一、太一の巻 | 魔女のほうき

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福岡の街に棲みついた魔女パープルが美味しいモノ、かわいいモノ、綺麗なモノ、気持ちいいモノを好奇心の赴くままに探究するブログです。近頃は、フラにロミロミとHawaiiづいているパープルです。


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ちょっと事情があって、手持ちの本とコミックスをかなり処分しました。

それでも、処分できなかったコミックスのひとつ「ちはやふる」。

第26巻がでました。


25巻までは、名人戦&クイーン戦を描く、カルタの巻が続いてましたが、この26巻は、「太一の巻」。

いままであえて封印してきたかのようなラブ要素が前面に出てきます。

(ネタバレありなので、この先はご注意を)



競技カルタの世界では、名人戦&クイーン戦までが前年で、その翌日からが新しい年ということみたいで、2月から3月のイベントをはさみつつ、カルタから離れた部分の気持ちが描かれていきます。


高松宮杯で新に敗れてから、元気のない太一に笑ってほしい一心から、バレンタインのチョコパーティ(とある理由で大失敗に終わるが…)、4月2日の太一の誕生日に計画された太一杯に奔走する千早。


しかし、太一の告白によって、二人の関係(もしくは新を加えた三人の関係)のバランスが崩れてしまい、

太一はカルタから離れる決断をします。


千早は、太一が離れていくことで初めて、自分にとって太一がどんなに大切な存在なのか、やっと分かるのです。

それとともに、23巻で新からの告白の意味が改めて理解できるという…


私は、どちらかというと太一派だったのかな。

太一の悲しさと虚しさを思うと涙がこぼれてしかたがありませんでした。


今はカルタがすべて真っ黒に見えてしまうという太一が、いつか千早を介さずカルタに向き合えるときがくることを祈ってやみません。


これからいったいどうなるのか?

27巻がいまから楽しみです。


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