複数ファイル同時エンコードで実力発揮!Xeon E5-2650 | 集まれ!PC自作派、映像CGクリエータ Dr.クリスのブログ

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複数ファイル同時エンコードで実力発揮!
           Xeon E5-2650

一般的にはデュアル使いでサーバー・ワークステーション用として
知られる、インテルのCPU、Xeonシリーズ。デスクトップ向けには
ない、8コア16スレッドといった仕様に魅力を感じ、最近ではシン
グル使いでエンコーダー用途で使用される方も多い様です。

実際、AsrockやGigabyteのデスクトップ向けマザーボードは、
Xeonシリーズへの対応も公表されており、ソケットも互換なの
で、Core i7 感覚での使用も容易になっています。



今日は、このシリーズ中から、LGA2011のXeon E5-2650
(2GHz、ターボ2.8G、8コア16スレッド)を使って、エンコード
性能を検証してみました。

使用マザーボードは、ASRock X79 Extreme6
使用ソフトは、上記マザーボードにバンドルの、
CYBERLINK Media Espresso を使用しました。

初めに、1ファイルだけのエンコードを行います。

他のCPUと比較してみました。
さすがに、3.5Gの、3970Xは速いです。3.6Gの4コア8スレッド
の3820も検討しています。クロック2.0GのXeon E5-2650 は、
1ファイルのエンコードでは、及ばない様です。


いて、5ファイル同時エンコードを試してみました。


同じ様に、他のCPUとも比較してみました。




今度は、2.0GのXeon E5-2650 が、3.6Gの3820を逆転し、
3930Kや3970Xとの差を大きく縮めています。
今回の検証はここまでですが、元々はデュアルCPUで本
領発揮のXeon、16コア32スレッドあたりで多ファイル同時
エンコードを行えば、もっと面白い結果が出ることでしょう。

また、TDP95Wも魅力です。LGA2011のCore i7 がいずれ
も、130Wを超えていることを考えると、省エネ、静音には、
Xeonは買いではないでしょうか。

Xeon搭載モデルもご用意しております。

http://www.pc-zeus.com/bto/bto-fastencoder-pc/2365/system_detail.html