Windows8 Pro レビュー MACで使ってみた!! | 集まれ!PC自作派、映像CGクリエータ Dr.クリスのブログ

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Windows8 Pro レビュー MACで使ってみた!!

Windows8 Pro 64bit のレビューシリーズを、今日もお送りします。
今日はMACをご使用のお客様からのレビューです。

CGクリエーター向けモデル
Intel Core i7 3970X EE 搭載 高速エンコードモデル

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Windows8試用報告       
       
使用機種    MacBook Air(Mid 2011)   
    CPU    1.8GHz Intel Core i7
    メモリ    4GB
    HDD    256GB SDD
    OS    OSX 10.8.2
    使用ソフト    Parallels Desktop 8 for Mac


<今回の試用目的>

1.Windows8webカメラを用いたキャプチャーとWMV形式での
書き出し、
CDRへのライティング

2.MacWindowsの両方を試用したプレゼンの実施


1.インストール
インストールは、MacBook Airに外付けディスクを接続して
実施しました。Parallels Desktop 8 for Macを開き、新規仮想
マシンインストールを選択してディスクをセットすれば開始です。
インストール自体はあっといい間に終わりました。



Mac上でParallels Desktop 8 for Macを開いたところ、
仮想環境でWindows8が立ち上がっています。

2.ファーストインプレッション
Parallels Desktop for Macは、最初の頃は仮想環境がとても
重く、あまり実用的ではありませんでした。これが64bitネイティブ
になり、Mac自体の性能もアップしたことから、かなり実用的に
なりました。

Mac上でWindows8が立ち上がっています。
画面上部のステータスバーはMacのままです。


今回Windows8を立ち上げた感想は、Macと全く変わりない早さ
で使えることです。MacBook Airが、1.8GHz Intel Core i7で
HDDがSSDであることから、Macとしてもかなり早い部類に入り
ます。正直、私が仕事で使っているノートPCよりもWindowsの
立ち上がりは早いです。


3.Webカメラを使った一連の作業
今回試用で最大の課題。
これは元々VAIOを用いてやっていた作業ですが、VAIOが壊れ
てしまったために、今回Windows8をいただけることから、Macで
チャレンジしたものです。


Macでは、QuickTime形式はあるのですが、WMV形式で作業
できるソフトがないことが最大の課題でした。


今回使用したソフトは、ArcSoft WebCam Companion® 4です。
このソフトでMac上のFacetimeカメラをParallels Desktopを
通じて認識させて録画します。Parallels Desktopは、Macの
内蔵マイクも認識しますので、画像・音声ともクリアに録画でき
ます。


Windows8でWebCam Companionが立ち上がっています。

Windows8でWebCam Companionで録画しています。

録画した映像ファイルは、WMV形式となります。Macでは同様
のソフトでも一度QuickTime形式のファイルを変換する必要が
ありますので、生産性が全く違います。これがMacでは簡単に
できないところですので、今回の試用での最大の成果です。

後は、映像ファイルをCDRにライティングします。
MacBook Airは、内蔵ディスクがありませんので、外付けディ
スクを接続します。当然、Parallels Desktopが認識しますので、
そのままライティングできます。今のところWindows8付属の
ライティング機能を使っていますが、別ソフトをインストール
すべきかは、いずれ考えます。

結論的には、以前VAIOを使用して行っていた一連の作業が、
MacのParallels Desktop環境で全く問題なくできることが確認

 できました。


実はスピード自体も大幅にアップし、大幅に生産性がアップし
ました。今回おこなった作業は仕事でいつも使うものですので、
とても助かりました。

4.プレゼン編
月1回仲間たちとプレゼンテーションの勉強会を開催しています。
この場合、WinとMacの2機種を用意する必要がありました。これ
はKeynoteを使用する人がいるからです。


今回MacBook AirにParallels Desktopを乗せましたので、これが
1台のPCでできるようになりました。プロジェクターは、Parallels
Desktop環境のまま認識させることができました。
おまけ的に言えば、Apple TVのAirPlay機能を使って我が家の
テレビに映すことも可能です。


5.結論
今回Mac上でParallels Desktop環境にWindows8をインストール
して使用することで、WindowsPCと同じ作業ができることが確認
できました。実は逆パターンは現在のところできません。
その意味で2台のPCを持ち歩くことなく、全く同じ作業ができること
は大変重要なことです。Macの方がやりやすいことも数多くあり、
両方の良いところを使い分けて使用できることはとても素晴らしい
ことです。

課題もないわけではありません。
それはParallels Desktopのバッテリー消費が著しいことです。
通常2時間以上持つバッテリーが1時間程度しか持ちません。
省電力化が進むともっと良いのだがとは思います。

後、Windows8のオープニング画面は未だに意味が分かりません。

今回試用の機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。



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