間違いだらけのマザーボード選び その3 | 集まれ!PC自作派、映像CGクリエータ Dr.クリスのブログ

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間違いだらけのマザーボード選び
    その3


最新SandyBridge-Eは、PCIExpressX16
余裕の仕様!!


こんにちは、Dr.クリスです。

今日のお話はシリーズ3本目になります。
1本目、2本目を読んでおられない方はどうぞ。

1本目

2本目

このブログをお読みの皆様は、パソコンに興味を持たれて、どのくらい
になりますでしょうか。まだ、始めて間もないという方もおられれば、
5年10年という方もおられると思います。

私がパソコンの組立を始めたころは、ISAバスという大きな目の粗い
スロットが、基板の真ん中にドーンと載っていました。これが、時代
と共に、PCI、AGP、PCIExpressと変遷をとげてきました。

こういった流れで、今PCIバスがマザーボードから少しづつ、少なくな
っています。昨年の終わりに登場した、Sandy Bridge-E のプラット
フォームの場合、PCIExpressスロットをCPUから直接駆動するシステ
ムのメリットを生かす様に、標準的にPCIExpressx16のスロットが多く
なっています。

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図は、Sandy Bridge-E対応の、ASUS社のP9X79 PRO というマザー
ボードです。ご覧の様に、PCIExpressx16 スロットが4本搭載されて
います。

P9X79 PRO 商品ページ

このカテゴリ内では、決して上位モデルではありませんが、SLIや
クロスファイアーで使用の場合には、十分すぎるスペックです。
一番下のスロットはPCIExpressX1なので、2スロットのグラフィック
ボードを3枚差しても通常のATXケースに入ります。
ハイエンドではありませんが、このマザーにグラフィックボードを
4枚差して、8画面モデルを作ってみました。

8画面モデル

また、このマザーを使った静音モデルはこちらです。

静音モデル


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また、今度の画像はAsrock社の、X79Extreme4 というマザー
コードです。これはPCIExpressX16スロットは3本ですが、
1スロット置きに配置され、一番下はPCIExpressX1になって
います。こういう構造は、グラフィックボードの複数枚差しに
は最適ですね。

X79Extreme4 商品ページ

このマザーを使用したスペックの一例です。

VSPEC Type-SP/i7-3930K MARKX

煌(きらめき)デラックス

グラフィックボードを複数枚差す様な、ハイエンドマシンを
作る場合は、Sandy Bridge=E X79 プラットフォームは間違
いが少なく、お勧めですね。

また、Sandy Bridge-E のモデルは、組立キット「覇王」シリ
ーズでも採用しております。

覇王ゴールド

覇王プラチナ

感動の完動保証で、失敗しても、相性が起きても、完動する
まで、お付き合いしますので、ことらの方もよろしくお願いしま
す。

今日のお話はいかがでしたでしょうか。
次回は、少し違った角度での解決方法をご紹介いたいと思い
ます。

では、次回をお楽しみに!!