若松千枝加(ウィッシュ・ウッド社長/留学ニュースサイト編集長)のブログ -2ページ目

若松千枝加(ウィッシュ・ウッド社長/留学ニュースサイト編集長)のブログ

ウェブニュース「留学プレス」、女性特化型の留学情報検索サイト「女子Ryu」を運営し、自身も留学ジャーナリストとして執筆活動を行う若松千枝加のブログです。
働くこと、学ぶこと、旅すること、つながること、笑うことなどを綴ります。

『ボヘミアン・ラプソディ』観ましたーラブラブ

 

1回は普通の上映、2回目は応援上映で。

応援上映では、もっと会場全体が盛り上がるのかなと思いきや、意外と歌ってる人も少なく。

 

もちろん遠慮なく、気持ちよ~く歌って、大満足。

(たぶん、字幕があと少し早く出たらみんな歌いやすいのかも)

 

映画、各国で大ヒットしてるらしいですが、クイーンって世界中、ほんとに誰でも知ってるんですよね。

それを実感した思い出があります。

 

20年くらい前。

オーストラリア・ケアンズ。

スキューバダイビングのオープンウォーターライセンスを取得するために、2泊3日の洋上合宿っていうのに参加したときのこと。

 

この船に乗っていたのは、ダイビングライセンスを取りたくて(それもグレートバリアリーフの美しい海でリーズナブルに←重要!)世界各国から来た人々。

そんな人たちと、2泊3日をともにしました。

 

ある夜。

ディナー後のくつろぎタイムに、風が気持ち良い甲板にいると、どこからともなく

 

ドン・ドン・パ!

ドン・ドン・パ!

 

のあのリズムを始める人がいました。

 

どこの国の人かわかりません。

ドイツ人もスペイン人もいたし・・・

ああ、イギリス人もいたからイギリス人かもしれませんね。

 

音譜Buddy you're a boy makin big noise...と一人が歌い上げれば、もちろんあとに続くのは

 

We will we will rock youビックリマーク
We will we will rock youビックリマーク

 

の大合唱!!

 

船が揺れて危ないんじゃないかと思うくらい、ドン・ドン・パ!の足踏みと手拍子が船中に伝染して、船全体がライブ会場みたいに盛り上がりました。

 

そのとき私は船酔いで終始グロッキーだったのに、あの『We will rock you』の最中だけは元気になったことを思い出します。

 

世界中のいろんな人の中に、こんな私の思い出みたいに、何かクイーンの思い出があったりするのかもしれませんね。

お笑いタレントの渡辺直美さん。

自分の良さをよく知っていて、凛としているステキな女性。
大好きです。

2015年にニューヨークへ単身、語学&ダンス留学をされ、そのときには留学プレスに、こんな記事を書きました。
ハフィントンポスト、シェアーズカフェオンライン、スマートニュースなどにも掲載され、たくさんの「いいね」を頂いた記事でした。

■お笑い芸人・渡辺直美さんがニューヨーク留学で得た『留学の成果』を考察してみる
http://www.ryugakupress.com/2015/12/28/seika/



この記事内でも触れていますが、渡辺さんはきっと、もっともっと世界で活躍していくんだろうと想像していました。

それはやっぱり、本当のことになりました。
渡辺直美さんが、その年に最も美しく輝いた人に贈られる賞「BEAUTY PERSON OF THE YEAR 2018」に選ばれたそうです。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/12/03/naomi-watanabe_a_23606905/

記事によると、2018年、渡辺さんの活躍の舞台はますますグローバルに広がったそう。
GAPのグローバルキャンペーン、GUCCIの公式Instagramデビュー、アリババグループ主催音楽番組出演・・・などなど、さらに来年は広がっていくのだとか。

その渡辺さんがこう言ってます。

「自信を持っている人同士が話す方が楽しいし、いい方向に進んでいくと思うんです。だから、私は自信を持つことを意識しています。」

自信を「つける」。

自信を「持つ」。

 

この2つ、きっと違んですよね。


自信がつくまで待ってたら、いつになっても自信なんか持てない。
あ、これ自分に言ってるな(笑)

 

昔ある職場で「知識ばっかり増やしたら頭でっかちになるばっかりだ。限られた知識のなかで工夫することに意味がある。」という考えの先輩に教わっていた時期があります。

 

それはすなわち、私が知識というか、ツールばかり増やしてるだけで使いこなせてない、という叱責だったのだと思います。

ある面においてこれは真実だと思うのですが、あれからいろんな仕事や環境を経験して、一週も二週もまわって思うのは

 

「やっぱり知識は大切だ」

 

ということ。

 

なぜなら、知識があれば、いろんな意見を受け入れられる、あるいは受け入れやすいからです。

 

具体的な内容を書くと人物を特定してしまうので、あまり踏み込んでは書けませんが、先日も、この「知識があれば受け入れられる」を実感した場面がありました。

 

ある方(Aさんとします)が私に対して「あなたのやり方は違う」と言いました。

しかし、そのやり方は、私が別の方(Bさん)に学んだやり方でした。

 

AさんもBさんも長く同じ分野に取り組んでいる方々です。
私から見ればAさんもBさんも、どちらのやり方も正解です。

 

しかし、Bさんのやり方を知らないAさんは、自分のやり方以外は不正解だと思ってしまいました。

もしAさんがBさんのやり方を知っていたら、Bさんのやり方、すなわちそのときの私のふるまいを「間違い」だと断定することはなかったでしょう。

 

ここに「知識」の大切さがあります。

Aさんは私に対して、親切だと思って間違いを訂正した(つもり)です。

けれどBさんのやり方もあるのだという「知識」があれば、おそらく私のやっていたことを受け入れられたでしょう。


あえて悪い言い方をすれば「無知」をひけらかしてしまったとも言えます。

Aさんは知識がなかったために、損をしてしまいました。

 

AさんもBさんも長く続けている方だと先ほど書きましたが、お2人は追及の仕方が違います。

Aさんは同じ箱の中で長く続けてきた方、Bさんは広い世界に飛び出して続けてきた方です。

 

どちらの方法とも意味があるのだろうと思います。

しかし、私自身がどちらを選ぶかといえば、Bさんの方法を選びます。

 

広い世界に目を向けて、貪欲に知る。

そうすることで、多様な考えを受け入れられることを実感したできごとでした。