先日の12月2日に健康保険証の新規発行が停止になりました。
今後はマイナンバーカードを保険証として利用するということですが、実は私と次男のリクはまだマイナンバーカードを作っていません。
リクはもう成人の年齢ですが、高校に入ってすぐに不登校になって、それ以来、引き籠っているので、身分証と呼べるものが健康保険証しかありません。
いずれマイナンバーカードを作らなければならないことはわかってはいたのですが、マイナンバーカードは写真も必要だし、自分で手続きしてもらいたいと思っていました。
以前にカウセラーさんに
「なにか本人にやらせたい、やってもらいたい事があっても、できるだけ親がやってもらいたいのではなく、『先生がこう言っていた』とか『こういう事をやることになっている』と、本人がやらなければならないことなんだ自覚するように、話してください」と言われました。
たぶんこのアドバイスは当たっていて、私や旦那が「マイナンバーカードを作れ」と話すと、リクには拒否感を持つだろうと予想されました。
旦那は、リクには直接言わないのですが、私に「(リクの分を)早く作れ!」と煩く言ってきていたのですが、リクは、こういう手続きなどはやったことがなく、ただでさえハードルがあり、また一度拒否感を持つとシャットアウトするタイプなので、慎重に時期を見計らっていました。
しかし、ちょうど食事中に12月2日の健康保険証の新規発行が停止になるタイミングで、テレビの社会事象を扱うバラエティ番組をやっていて、リクも見ていました。
このところ、リクは歯医者に通っていて健康保険証を使っていたので『健康保険証の新規発行停止』というキーワードに反応していました!
これは、ラッキーと思い、
「私もまだマイナンバーカード作ってないんだよね。今の健康保険証はいつまで使えるんだろう?」と呟いて、その場はそれで終わったのですが、
食後に、リクは自分で調べて、
「今の健康保険証は、来年の12月まで使えるらしいよ」と教えてくれました。
「そうなんだ!じゃぁ来年はマイナンバーカード作らないといけないんだね!」と返すと
「そうだね」と、リクも作らなければ、ならないんだなと自覚していたようでした。
まさに、理想的なシナリオでリクにマイナンバーカードについて自覚してもらう事が出来ました![]()