急性膵炎で入院した長男のカイですが、３週間の入院からやっと退院して脂質制限を守りながら、できる範囲で食べたいものを食べていました。
（脂質制限の前の話はこちら）
その中の１つ、
「ホットケーキが食べたい」
と、カイからリクエストがありました。
そこで、ホットケーキを調べてみると
粉100ｇで脂質6g
卵で5.5g
無脂肪牛乳は100cc.、１g以下なので、制限の14gに収まる！
あと、はちみつも脂肪０なのでかけられる！
この話をして、
「残った無脂肪牛乳は飲んでくれる？」とカイに聞いてみると、どうもあまり飲む気はなさそうな感じでした。
すると一緒に聞いていた次男のリクが
「俺、飲んでもいいよ」と言ってくれました。
このほかにもリクは、カイの食事の事は気にしていました。
リクは、それまで土曜日の昼ご飯を作っていたのですが、脂質を計算するのは結構大変なので、私はカイの分を作るのは諦めるかなと思っていました。
でもメニューを決める時に、
「カイにも食べてもらうなら、ササミカツ丼かな」と話すと、
「じゃぁササミね」と、リクも脂質制限食を作ることになりました。
ササミとご飯は脂質は１ｇ以下なのですが、
ササミに小麦粉、卵、パン粉を付けて揚げ焼きにするので、
パン粉と卵の脂質から考えると、焼くのに使える油は３人分で大さじ1杯ちょっと、２杯だとオーバー
リクは、ちゃんとパン粉や卵の脂質も確認して、
今まで、焼く時に使う油は計った事はなくて適当に入れていたのですが、この時は大さじを使ってきっちり計っていました。
「大さじ１は思ったより少ないね」
と、ちゃんと脂質制限以内でササミカツ丼を作って、カイも一緒に食べることができました。
旦那は、弁当食べておけばいいだろという感じで、ほとんどカイの食事の事は気にしていませんでした。
でも私は、週１回くらいはカイにも手料理を食べさせてやろうと食材の脂質を計算したり、調理にも油を使わないようにしながら、カイの脂質制限に合う食事を作っていて、計算したりメニューを考えたりするのは結構大変だったのですが、
リクが私と同じレベルでカイの食事の事を気にしていたのには、ちょっと感心しました。
食材の脂質の事などを話せる同士を見つけた感じでした