次男のリクは、鍋やすき焼き、ホットプレートでお好み焼きを焼いたりするパターンの夕食の時に、なぜか機嫌が悪いことがよくありました。でも、旦那が鍋をやりたがるので、冬は時々夕飯が鍋になることがありました。

 

ある時、夕飯が鍋で、皆が食べているのにリクの箸が進んでいなかったので、

「リクは鍋が嫌いなの?」と聞いてみました。

 

すると、思いもよらない答えが返ってきました。

 

「昔、鍋の時にパパとママがよく喧嘩していたでしょう?

なんか、そのときの事が思い出されて食べたくなくなる」

 

ケンカは鍋の時はそれほそした記憶はなく、ホットプレートで焼肉をやる時によくケンカしていた記憶はありました。

鍋の時もケンカしていて私が忘れているのか、リクの記憶がちょっと違っているのかはわかりませんが、でも、確かにケンカにはなっていました。

 

まだ息子たちが小さいころ、旦那はよくホットプレートをテーブルに出して、焼肉をやりたがりました。

それはよいのですが、私が息子たちが食べるのに合わせて、肉をホットプレートに載せていたのですが、旦那はそれを見て、怒り出したのです。

「なんで、そんなチマチマ焼くんだ。もっとたくさん焼け」と・・

「だって、一度にたくさん焼いたら食べる前に焦げちゃうよ」

「俺は全然食べてない」と言うので、

 

「じゃぁ、あなたが好きなように焼いていいよ」と、肉の皿を渡そうとすると

「俺は焼かない!もう食べない!」と・・・・えーん

 

こうやって書くとそれほどの喧嘩には聞こえませんが、旦那は結構怒鳴り気味だったのです。

なので、私も焼肉をホットプレートで焼くのは嫌になってしまい、フライパンで焼いて各自の更に並べて出すようになりました。

 

旦那もこの頃は仕事が厳しくイラついていたのもあったのだと思いますが、

私もどう対処したら喧嘩にならないのか、わからなかったのです。

 

そのときの事が原因で、リクが鍋が嫌いになっていたとは・・・・ガーン

 

私は、リクに

「鍋の時に機嫌が悪いのは、そういう事だったのね。

それは、悪かったね。私もあの頃、嫌だったんだけど、どうしてよいかわからなかった」と話しました。

 

「子どもの頃の記憶って残るもんだね」などと、リクは達観した感じで言いましたえーん

 

リクは、話して少しすっきりしたのか、その後は、箸が進んでいました照れ

 

近頃は、旦那も仕事を辞めたので昔のように怒ることも無くなったので、リクも鍋を楽しめるようになるとよいのですが・・。