2021年夏のことです。

 

コロナの感染が拡大して、不要不急の外出はしないようにと言われていた頃、買い物の回数を減らすのに、次男のリクに一緒に買い物に付いてきて荷物を持って欲しいとお願いしました。

 

(前の買い物に付いての記事はこちら)

 

リクは、時々は行きたくない日もありましたが、この頃はほとんど、週に2回、ほとんど一緒に来てくれました。

ただ、次男のリクは夕飯の買い物に一緒に行く以外、ほとんど外出しなくなっていました。

「最近、散歩に行かないね」と言うと、

「買い物で外出するから、(その他の外出は)いいかなって思って」と言っていました。

 

そう言われると、買い物に一緒に行くのは良いことなのか、かえってリクの他の外出の機会を減らしてしまっているのか、とちょっと心配になりました。

 

最初の頃、リクは付いてきて荷物を持ってくれるだけでしたが、そのうち土曜日の昼にリクが作るメニューの材料も自分で選ぶようになったのは、一つ進歩かなと思いました。

 

コロナ以前は、土曜日の材料を自分で買いに行くことも、私が買いに行くのに付いてくることもなかったのですが、一緒に買い物に行くことで、

「明日は、何作る?〇〇なら、材料は××と△△がいるね」と話したり、

「明日のラーメンはどの種類のラーメンにする?」とラーメン売り場のところで、ラーメンを選んでもらったりしているうちに、

「明日は4人分だから、トマトは2個あったほうがいい」などと、少しだけですが自分から材料を選ぶようになってきました。

 

また、ある時、レジを済ませた後、リクが

「あっちに、珍しいお菓子のコーナーがあった」と言うので、行ってみると、地方の銘菓コーナーができていました。

 

せっかくなので、夕飯は少し遅くなりますが、銘菓コーナーをリクと一緒に見て、一つ美味しそうなお菓子を買って帰りました。

 

本当に大したことではないのですが、こんなふうに、リクが何かに興味を示すだけで嬉しくなりました。ニコニコ