2021年の冬の事です。

 

義父が亡くなり、私と旦那は連絡があった翌朝早朝に義実家へ着きました。

コロナの時期だったので、渋滞はなく車で片道、約4時間半。

 

それから、お通夜やお葬式の準備も含めて、約一週間義実家に滞在しました。

しかし、お葬式が終わって納骨まで済ませても、まだお墓の名義の書き換えやら、四十九日はどうするのかなど、決めたり手続きしたりすることが山ほどありました。

 

なので、葬式の翌週末も、また義実家へ行って、旦那の妹のツバサちゃん夫婦と今後について話をしたり、お位牌の手配をしたり、各種手続きをしたり忙しく過ごしました。

 

義母の時は、義父が居たので手続き関係で、私たちが何かすることはほとんどありませんでしたが、今度は残されたのは、旦那と、旦那の妹のツバサちゃんで、ツバサちゃんは他家へ嫁いでしまっているので、お墓などは旦那が引き継がなければなりませんでした。

 

旦那が一人で、色々やってくれればよいのですが、毎回私も同行して、しかも片道4時間半の車の運転は、高速で少し交代はしてくれるけど、基本的には私。

2週続けて、しかも2週目は1泊なので連日の運転・・・

 

東北の実家の方が、ひと段落したら、今度は仏壇を買わなければと旦那が言い出していました。

義実家には義母が亡くなったときに買った仏壇があったのですが、田舎の家にある普通に大きい仏壇でとても、東京のマンションには持ってこれる大きさではありませんでした。

置き場所を考えた末、洋服ダンスの上しかないという結論になり、置く場所を作り、そこに置ける仏壇を買いに、毎週末、仏壇屋が多くある仏壇通りというところに通いました。

 

そんなこんなで、私は疲れ切っていて、ふと気づくと、次男のリクの事にほとんど関心を持てなくなっている自分に気づきました。ガーン

 

次男のリクが落ち込み始めた中三の夏から約5年、常に心のどこかでリクの事を気にしていました。

朝は何時に起きているのか、外出はしているのか、雑談したときの反応はどうなの、などなど、リクの気持ちが上向いているのか、落ち込んでいるのか、リクには気づかれないようにいつも観察していました。

 

ところが、この時期全く、リクの事を気に掛けていない自分に気づきました。

 

キャパオーバーってこういうことかと、初めて身をもって味わいました。笑い泣き

 

その後、2週間くらいで元に戻っていましたけど笑