2020年春のことです。
久々に長男カイのことを書きます。
コロナの感染拡大で緊急事態宣言が出されたころ、長男のカイは大学四年生で、就職活動真っただ中でした。
コロナ前に、大学で昨今の就職状況を親向けに説明する講演会があったのですが、その時の話がほとんど参考にならなくなっていました。
カイは理系だったのですが、卒業生の談話などを聞くと理系の場合は、ほとんど4月、5月に決まってしまうケースが多いとの話でした。
しかし、この年は、コロナの感染拡大により、企業側も面接を取りやめたり、延期になったり、採用そのものも検討し直すような企業もあったようで、なかなか就職活動は進んでいませんでした。
そして、面接は全部オンライン・・・
カイは、部屋にアニメやゲームのポスターが貼ってあったり、部屋で面接をすると部屋の背後が映り込むのが嫌で、リビングで背景が無地の壁の場所でオンライン面接を受けることにしていました。
しかし、リビングは・・私の仕事スペース・・・![]()
この頃、旦那はまだ出社していましたが、私はずっとテレワークでした。
息子たちは、各自1部屋、自分の部屋があるのですが、私は自分の部屋がなく寝室も仕事のスペースがなかったのでリビングで仕事をしていたのです。
元々、マンションで3LDKなので・・家で仕事をするなんてことは、想定外だったのです。
通常は、メッセージベースのチャットで同僚や上司とコミュニケーションを取りながら、仕事を進めているのですが、時々、オンライン会議が開催されます。
自分が発言しない場合は、ミュートにしておけばよいのですが、発言をしなければならない場面では、同じ部屋でカイが面接していると、お互いに声が相手に聞こえてしまう可能性があります。![]()
また、オンライン面接は大抵、会社側から日時を指定されるので、私のほうが調整するしかなく、カイの面接の予定を聞き出し、その時間帯は、会議を入れないようスケジュールをブロックして、重ならないよう工夫をしていました。
それでも、ある時オンライン会議ではないのですが、込み入った話をしたいから電話してよいかと、同僚からメッセージが入ったことがあったのですが、頑なに拒否![]()
メッセージチャットで乗り切りました![]()