*このブログの紹介 *
書いている人:未苑真哉(みそのまや)
・働きながら年間読書数約100冊
・己でも小説書いています。2023年文学レボリューションコンテストで大賞受賞🥇 苦節◯◯年の小説家デビューに一歩近づく😭✨
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こんにちは、未苑真哉です。
今回もお知り合いの方の御本から紹介です。
と言うと、何だかステマみたいですが(笑)
読んでみて面白かったので、御本人にお知らせもせずに勝手に紹介します(笑)
『あなたの知らない意外とイケてる起業家の告白』
百折不撓編集委員会 日刊ゲンダイ(講談社)
昨年、光栄なことに私が第1回の大賞を頂いた
〈文学レボリューション〉
の主催者である、
向田(むかいだ)社長の赤裸々起業体験記を含むビジネス書です。
……いや、ステマじゃないです本当に!!(←言うほど怪しくなってる・笑)
ちなみに今回のイラストは向田社長の似顔絵。
音楽の話を振るとめちゃくちゃ楽しそうに語り出す、気さくで楽しい方です♪
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240627/21/wishing-spring/e0/4f/j/o1080106615456654609.jpg?caw=800)
もともとインディーズ大好きな向田さん。
大卒後はレコード会社に就職し、海外アーティストの権利購入や国内ミュージシャンのプロデュースをしていた際に、
“メジャーを支援する仕組みは整っていて、インディーズを支援する仕組みは整っていない”
という現実と、
手垢のついていないマニアック分野ほど、
インディーズに玄人受けするレベルの高いミュージシャンが多いことに気付いたそうです。
そこで販路を見出す仕事をしてきたのですが、
ミュージシャンには確固とした〈売れない美学〉があり、
なかなか浸透しない結果に……。
その矢先、知人から本を出したいと声をかけられ、
調べれば調べるほど自費出版業界の粗さに目が付くようになられたそう。
売れる作家ばかりに力を入れる大手出版社とは違う、その本を必要とする人に届く流通が必要なのではないか?
「才能ある人達がきちんと売れるようにしよう」と、出版業に舵を取りはじめ……。
いやはや、社長業って(特に1代目は)精神的な強さがないと出来ないですね……💦
顧客(作家)にリターンする仕組み、
部下を食べさせる覚悟、
組織における孤独等……
それこそ精神疾患を罹って、毎日家で泣きながらも死に物狂いで経営していたことを
赤裸々に告白されていて驚きました。(@_@;)
私には生まれ変わっても出来ない、到底想像もつかない苦労です💦💦
ただでさえ自費出版は
「お金を取るビジネス」で悪徳イメージからスタート、
多く誤解をうけてきたそう。
売れ出したら今度はどこから聞きつけたか、至る所からビジネスの声が掛かる。
それはもう人間不信、疑心暗鬼になるだろうな、と心中察してしまいます……。
それでも向田社長は“やっぱり人が好きだから
画一化していないインディーズがいい、と拘られた。
“商業出版にも引けを取らない発信”
を目指し、今もなお百折不撓で続けることを覚悟したそう。
改めて、〈読者と作者のマッチング率〉が上がるような仕組みこそ必要だな……と実感しました。
大多数=正義、ではない出版(小説流通)の未来
を考えさせられる、貴重な体験記でした。
なお出版業=向田社長の他にも、さまざまな業種の方々の〈しくじり先生(?!)〉話が収録されています。
利益率にこだわる外食産業、
海外でコケた経験を告白する高級食パンチェーン、
ニッチなギター教室、
顧客第一の会計会社、
建設業を陰で支える検査会社、となかなか濃ゆい話ばかり。
うーん……、やっぱり私は逆立ちしても起業家(身内以外の従業員を食べさせている)になれそうもない💦
購入者&従業員想いの起業家さんには尊敬しかありません。
📖今回ご紹介の本はこちら
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小説紹介
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2021年〜現在
投稿サイト・エブリスタ作品紹介
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2024年
#ファンタジー小説 🥉佳作受賞
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2024/06/09
未苑 真哉 misonomaya✽
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