エブリスタ #お仕事小説 特集に選んで頂きました✨

『チューター!』はこちら

 

 

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駄目マスクに気をつけて!

未苑真哉(misonomaya)✽です。


 

コロナ禍で息苦しさがつきまといますよね……。

 

私は香りでリフレッシュしています。

 

 

空気清浄機にもなって、

手のひらサイズのこちらが気になっています🏵

 

購入したら、感想を書きたいです。

 

 

 

 

 

✽こちらのイラストにつきまして✽

 

イラストは無断転載不可です。

素人、チラシの裏に絵を描きまくる人生。

・中学校〜成人後、近年のものまでランダムです。

・この10年はデジタル。アイビスペイントさんにお世話になっています。

女の子多め

・描いた当時を思い出しつつ、

 その頃、読んできた小説レビューもしております。

 

・小説投稿サイト・エブリスタ 掲載に加筆したものです。

 

 



 

✽ この頃の思い出の一冊 ✽

『バルザックと小さな中国のお針子』

ダイ・シージエ

 
 
焚書
知識搾取をテーマにした小説だと『華氏451』(※)が好きなのですが、
警鐘を鳴らすSFと比べ、こちらは

実際のマオイズム真っ盛り、著者の実体験をもとにした青春ものです。
 

 
 

文化大革命の頃の中国、〈知識青年〉である僕と親友・羅(ルオ)は田舎で再教育を受ける。

 

山で唯一の仕立て屋の娘に恋をする一方で、紅衛兵に本を没収される中

仲間の隠し持っていた西洋文学――バルザックの本に出会う。

 

 

楽器も映画も知らない(!)田舎者に囲まれた山奥暮らし、

知識から最も遠ざかった場所で本に耽る。

 

牧歌的だった生活が、親友・羅(ルオ)と、仕立て屋の娘との間で変容していきます。
 

小説、個人の内面を変革させていくプロセス

瑞々しく描いています。




考える、

自分の周りを疑う、

可能性を導き出す。

 

はそれらのプロセスを与えてくれる、

身近にある圧倒的コスパを持つ存在だと、

私は信じてやみません。


主人公も、西洋文学に触れることで

少しずつ

革命下で、自分を見つけていきます。

 

 

 

なお、作中ではバルザック以外にも、19世紀の英仏文学が多数出てきます。

最初に僕が読んだのは、『ユルシュール・ミルエ』

すみません、未読です……。

 

 

 


『バルザック〜』はその後、映画化されています。

 

 

 

 

『華氏451』もそうですが、原作と映画は全く別物として好きです。

 

より三角関係、青春感をおした印象を持ちました。

 

↓予告編

 

ラブシーンが多めですね。

中国の山奥、何世紀も昔にタイムスリップしたような素朴な世界

若い二人が視線を交わし合う姿は、美しいです。

 

一方、

書籍の持つ背徳的とも呼べる力を、

映像で伝えるのは難しいですね。

 

これぞ、文章ありきかと思います。

ぜひ、原作の小説と見比べて見て欲しいです。


 ✽

 

 

 

情報がつぎつぎ流れてしまう世の中だからこそ、

 

既存の小説(書籍)が風化されないために

ひきつづき、紹介して参ります。

 

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✽『エブリスタ』小説投稿中 ✽

 

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未苑 真哉 misonomaya✽

 

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