エブリスタ #お仕事小説 特集に選んで頂きました✨
『チューター!』はこちら
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とにかく、早くコロナが収まりますように……!
未苑真哉(misonomaya)✽です。
医療従事者の方をはじめ、
予防に向けて取り組むお仕事の皆様に敬意を。
✽こちらのイラストにつきまして✽
・イラストは無断転載不可です。
・イラストは思い切り素人、チラシの裏に絵を描きまくる人生。
・中学校〜成人後、近年のものまでランダムです。
・この10年はデジタル。アイビスペイントさんにお世話になっています。
・女の子多め
・描いた当時を思い出しつつ、
その頃、読んできた小説レビューもしております。
・小説投稿サイト・エブリスタ 掲載に加筆したものです。
下絵なし、アタリなしで描いたもの。
人の成熟寸前って、独特な不完成さがあるように思います。
きらめきのような、写真におさめたい一瞬といいますか。
愛でるのは簡単ですが、描くのは難しいですね……。
✽ この頃の思い出の一冊 ✽
『森の家』 千早茜 講談社文庫
<あらすじ>
相手を決して自分の中に侵入させない恋人が失踪してしまい、
残された主人公・美里。
やむなく、彼の息子の家に転がり込むことに。
父親との距離を図りかねる息子・まりもと、
不干渉な生活を送る家は、鬱蒼とした緑に囲まれて……。
千早先生の書く文章は、温度感が程よいです。
何気なく書店で手にした
『あとかた』
以降、著作を読むようになりました。
他者への執着に抗う。
そんな作品が多いように感じます。
また、
湿度が香り立つ文章、も特徴です。
ストーリーのほうはというと、
年齢が一回り年上の恋人、佐藤さんというのが、まぁ勝手な人なんです(笑)
息子・まりもくんは20歳の大学生で、彼に関わる約束事のために
何も言わず、家を出ていきます。
主人公の美里(みり)は、荒れながらも、佐藤さんの家で暮らし続け
やむなく、恋人の息子・まりもくんと会話を交わしますが
当然ながら、取り残された他人同士です。
しかも、まりもくんは佐藤さんの子どもなのですが、訳あり。
自分の母親と距離を置く美里は、
人と距離を取るのにとても不器用。
一方、まりもくんも、父親・佐藤さんとは
生まれながらに父親と認識したわけではない。
家族のようで、家族じゃない。けれど、同じ屋根の下で暮らす。
疑似家族という、近年よくあるテーマですが、
読者に押し付けすぎず物語るところが魅力的です。
つまるところ、
干渉・不干渉
3編の短編で成り立つ小説で、
①美里(佐藤さんに置いてけぼりにされる、恋人)
②まりも( 〃 、息子)
③佐藤(上記①②を置いてけぼりにする張本人)
の順番で語られます。
とか言いつつ、
あまり読書に興味ない十代のほうが増えたな……と、日々感じます。
スマホには勝てないのでしょうかね。
SNSで、ずっと繋がっている関係性というのは大変そうです。
大きなお世話かも知れませんが、
連絡が取れない間に、冷却できるのも
人間関係を維持するのには一つの方法では、と個人的には思っています。
もちろん、
この小説のように、恋人に放置され続けるのも嫌ですけれどね(苦笑)
✽
情報がつぎつぎ流れてしまう世の中だからこそ、
既存の小説(書籍)が風化されないために
ひきつづき、紹介して参ります。
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