エブリスタ #お仕事小説 特集に選んで頂きました✨
『チューター!』はこちら
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未苑真哉(misonomaya)✽です。
前回お伝えしたとおり、
イラスト投稿はじめました。
おもに、過去に描いてきたイラスト(落書き)を
成仏させるべく
修正・カラー加工など、ブラッシュアップしたものです。
✽注意✽
・イラストは無断転載不可です。
・イラストは思い切り素人です。九九を覚える前から、チラシの裏に絵を描きまくる人生。
・中学校〜成人後、近年のものまでランダムです。
・この10年はデジタル。
ワコムのペンタブ、現在はアイビスペイントさんにお世話になっています。
・タッチペンはこちら。使いやすいです!
・女の子多め
そして
・描いた当時を思い出しつつ、
その頃、読んできた小説レビューもしております。
・小説投稿サイト・エブリスタ 掲載に加筆したものです。
↓元絵です。
瞳をいかに魅力的に描くか、それだけ注力していました。
大きすぎますが。
黒目が大きい、はっきりとした瞳は
赤子を見た時と同じ「可愛い」と思わせる引力にがあると言われていますが
他者を惑わす妖艶さに、目力は必須なのでしょうね。
アヒル口なのは、とある方の写真の模写のためです(似ておりませんが💦)。
✽ この頃の思い出の一冊 ✽
『避暑地の猫』 宮本輝 著
<あらすじ>
軽井沢の別荘番の子である・久保修平は、真面目な父と、美しい母と姉とともに暮らす。
ある夏の日。
別荘主と両親が交わす密約と、秘密の地下室を知ったことで、
霧の中を狂気が渦まいていく。
1988年テレビ朝日系列でドラマ化しており、当時放映を見ていたんですよ。
……いや、見せちゃ駄目だろ、親!
私、まだいたいけな子どもだったのに!(笑)
くせになるエンディングテーマ。
とは言え、当然幼い自分が理解していたわけもなく、うっすら記憶だけ残っていて
「あ、原作読んでみよ」
と手にとったのが、大学生の頃です。
内容はと言うと、今で言う
イヤミス小説 です。
小説の冒頭
鍋野という医者が急患として受け持つのが、主人公の修平です。
修平は三十代で、軽井沢へ休暇に行くのを遮った患者でもあります。
修平は軽井沢の言葉と、鍋野医師の妻が飼う猫を見て
自分が別荘番の子として過ごした、17歳の赤く黒く燃える過去を話し始めます。
一人称の告白形式、
続きが気になるストーリー運びになっています。
そして、
軽井沢の別荘とその別荘番の家族、というだけで
富裕層と雇われる側
=搾取する側とされる側 のお話だと分かりますね。
美しい母と姉は、それだけで価値があり
それを利用する父親へ、修平が軽蔑していくのは抗えないのでしょう……。
奪う者の前で、
奪われる者の中に生まれる「奪おうとする欲望」。
トリガーとなる妖艶な女性を描くことの難しさも、この小説でかみしめました。
狂気や愛憎。
一言で表すのは簡単ですが、登場人物たちの会話で少しずつ絡み合い、ずれていく様を描く。
そのグリップ力に、頷くしかなかった記憶があります。
好き嫌いやモラルではなく、心情の丁寧な描写を楽しむ。
小説の醍醐味だな、と思わせてくれた小説のひとつでした。
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情報がつぎつぎ流れてしまう世の中だからこそ、
既存の小説(書籍)が風化されないために
ひきつづき、紹介して参ります。
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