Netflixをお試しで観ています。3週間ほどで12作品は観たか。半分くらいは面白いものに当たっている。


松本人志の大日本人しんぼるさや侍は記事に書きましたが、個性を出そうとして失敗し、空回りした印象があります。


VISUALBUM

ダウンタウンのコント集で当時大絶賛されたものです。今見ると全く笑えない。特に作り込んだコントは全然笑えない。アドリブのものだけは面白い。「ダウンタウンは面白い」「笑わないといけない」という雰囲気が今はないので、笑うことが出来ないのだと思う。


埋もれ木

日本の映画。何だか意味が分からない。1つ1つ映像に映り込む物やストーリーに何らかの意味を持たせているのは分かるが、理解できるまで何度も観ようとは思えない。作った本人達は凄い作品を作ったのだと達成感がありそうな映画ではある。観ている人達は置いてけぼりにされていますが。


君がいない街

日本のアニメ。今流行りのサイコ系トラベラーの話。過去に行ってサイコパスと対峙して犯人探しをしたり、犯行を止めるなどをする話で、これは楽しめました。


The book of Eli

核が使われた後の世紀末が舞台。聖書を何故だか分からないが、西の土地へ届ける話。「聖書を手に入れたら人々を簡単に統治できる」という理由で権力者が奪いにくるが、日本人の感性からすると聖書にそこまでの力があるのか? 聖書を届けて事態が好転するのか? という冷めた目で見ることになるので、あまり楽しめないのではないかと思う。話も特に凝ったものではなかった。


宇宙に隠された暗号

ドキュメンタリー作品。この世界で起きている事象を数字や数学を使って解き明かしていく内容で、個人的には好み。

音の倍音も数値化すると綺麗な数字で表すことが出来るが、この数字をコンピュータ上で変更して音を鳴らすと不快な音に変わる。心地よい音は数値も綺麗だということです。

建物などの構造物も、美しい、調和がとれていると感じる物は3:4など綺麗な数字で表すことができます。これも意味不明な数値になったりはしない。

アンモナイトだったか、殻を背負って泳ぐ生物は、潜水艦のように殻の中にある小部屋に空気を入れて空気の量を調節して浮き沈みをしている。この部屋は幾つもあるが、1.08倍ずつ小部屋が大きくなるように形成されており、バラバラな数値にはなっていない。

犯罪者が複数の犯罪を各地で起こすのも完全にランダムにはならず、数式で解き明かす事が出来るらしい。次に犯行が起こりやすい場所を特定する事が可能だとか。


柱状節理も説明していた。柱状節理は自然物で日本にも世界中にもどこにでもあります。


柱状節理






六角形になるのは、これが1番省エネで隙間なく埋める事が出来るからのようです。蜂の巣もこの形になる。

シャボン玉を使った実験では1つだけだと形は円になるが、これが複数になると次々にシャボン玉はくっ付いていき、中にあるシャボン玉の形は六角形になるのだそうです。この原理でドロドロに溶けた溶岩も固まる時に六角形になり、これが冷えた時に柱状節理と呼ばれているものになる。


因みに沖縄の海底で発見された海底遺跡ではないかと騒がられたものは、当然、偽物。見つけた本人が様々なメディアに海底遺跡だとアピールしていましたが、この人は、それらしいものを見つけては「海底遺跡だ」と騒ぎ立てて金儲けを繰り返している人物だったりする。


スペクトル 

アインシュタインが提唱した技術を元にして、作り出された未知なる化学生物と人類が対決する内容。内容は単純だが頭を使わない映画を見るのもたまにはいい。見るタイミングが悪ければつまらないと思ってしまいそうな映画だった。


タッチ

英語の勉強も兼ねて何度も繰り返し見ている。Netflixは音声、字幕が変えられるので英語の勉強にも使えます。この映画も「宇宙に隠された暗号」のように数字がキーとなる内容です。脳に障害があると思われた少年や他の登場人物が頭に浮かんだ数字をノートなどに記載し、それを見た父親達が何らかの意味があるのではないかと疑惑を持ち、次第に確信へと変わっていく。人と人を引き合わせたり様々な人の悩みを解決して行くが、このシナリオが秀逸でした。何度見ても飽きない。というより見るたびに新しい発見があります。


ワールドウォー

ゾンビ系映画。最近のゾンビはバイオハザードのように動きがやけに速い。CGの技術も向上しているから、インパクトのある映像が次々に飛び込んでくる。これもまあまあ楽しめた。


残穢(ざんえ)

日本のホラー映画。部屋で聞こえる布を擦ったような音をきっかけに、身の周りに何が起きているのか、過去に何が起きたのか、原因を探って行く。話が色々なところに飛び火して収集がつかなくなっていて、結局一本の線に繋がらなかったように思えた。音には拘っているようなのでヘッドホンや夜中に1人でじっくり観ると楽しめるのかもしれません。


観たい映画を多数チェックしたので、無料お試し期間が過ぎてもこのまま契約してしまうのかもしれない。月980円なら有りか。

kindleの月額980円の見放題は、数年以上前の書籍ばかりで、内容もスカスカ。こちらは利用する価値があるとは思えなかった。