『STAN GETZ / BOB BROOKMEYER』
スタン・ゲッツ&ボブ・ブルックマイヤーAmazon(アマゾン)630〜5,282円アメリカ復帰後二作目のアルバムで、フロントの相手は旧知のB.ブルックメイアーです。余分な力を抜いて、寛いで聴くタイプのアルバムで、S.ゲッツの良い意味での気怠さは、ボサノバ・ゲッツが始まる前から在ったのだと気づかされました。そんな中でもバラードの二曲がやはり飛びぬけて良いです。そして前衛に行く前のS.キューンが中々素敵です。STAN GETZ(ts) BOB BROOKMEYER(v-tb) STEVE KUHN(p) JOHN NEVES(b) ROY HAYNES(ds)86点 side1-1 「MENUET CIRCA ‘61」1961/9/12,1390点 side1-2 「WHO COULD CARE」1961/9/12,1386点 side1-3 「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」1961/9/12,1386点 side2-1 「THUMP, THUMP, THUMP」1961/9/12,1390点 side2-2 「A NIGHTINGALE SANG IN BERKELEY」 1961/9/12,1386点 side2-3 「LOVE JUMPED OUT」1961/9/12,13「メヌエット・サーカ・61(1-1)」B.ブルックメイアーのオリジナル・ワルツで、ソロはB.ブルックメイアーからです。J.ネーヴスのベースが良く録られています。次はS.ゲッツで、どうやら今日はソフト・ドライヴィング・ゲッツのようです。三番目にS.キューンもソロをとります。ちょっといい86点です。「フー・クッド・ケアー(1-2)」B.ブルックメイアーのオリジナル・バラードで、S.キューンがB.エヴァンスのようにイントロを弾き、S.ゲッツがしっとりとテーマを吹きます。B.ブルックメイアーがサビを吹き、その後はS.ゲッツとB.ブルックメイアーが対位で吹きます。ソロはここもB.ブルックメイアーから。S.ゲッツのバラード・プレイはやっぱり「いいですねー」。気品があり別格の90点です。「ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット(1-3)」G&I.ガーシュウィンの曲です。ソロ二番手のS.ゲッツは、ややかすれた高音の張りも良く、リラックスした良さを見せます。S.キューンは後年の彼とは違い、美しくスウィングして、所々にB.エヴァンスを滲ませ、中々いい感じです。ちょっといい86点です。「サンプ・サンプ・サンプ(2-1)」B.ブルックメイアーのオリジナルで、やはりソロを先発します。S.ゲッツはやや気怠くこの後のボサノバにも通ずるマインドを感じさせます。S.キューンのピアノは常識的な美しさで始まり、段々とB.エヴァンス的になります。R.ヘインズと管二人のフォー・バースもあります。ちょっといい86点です。「ア・ナイチンゲール・サング・イン・バークリー(2-2)」E.マシュヴィッツの曲で、S.ゲッツの美しいテナー・サックスで始まります。S.ゲッツは語尾のビブラートを美しく震わせます。ここもS.ゲッツのバラードは「いいなあー」です。こういう曲ではこの時期のS.キューンがとても良いです。気品があり別格の90点です。「ラヴ・ジャンプド・アウト(2-3)」B.クレイトンのオリジナルで、柔らかくスウィングします。最後のトラックはS.ゲッツがソロを先発します。変則的なストップ・タイムを用いて気怠くスウィングします。B.ブルックメイアーに続くS.キューンは最もB.エヴァンス・ライクなソロで、その後J.ネーヴスが初めてベース・ソロを聴かせます。ちょっといい86点です。86点 side1-1 「MENUET CIRCA ‘61」1961/9/12,1390点 side1-2 「WHO COULD CARE」1961/9/12,1386点 side1-3 「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」1961/9/12,1386点 side2-1 「THUMP, THUMP, THUMP」1961/9/12,1390点 side2-2 「A NIGHTINGALE SANG IN BERKELEY」 1961/9/12,1386点 side2-3 「LOVE JUMPED OUT」1961/9/12,13