ベニー・グッドマン・オーケストラがロシア・ツアーを行いましたが、そのツアー終了後、御大B.グッドマン抜きで、ロシアにまつわる曲を中心として吹き込んだアルバムです。オーケストラの規模は縮小されましたが、ズート・シムスとフィル・ウッズはちゃんと入っていますので、良しとしましょう。B.グッドマンと楽団員の不仲が言われ、その原因はB.グッドマンの人間性にあると言われていますが、どうも人間性と音楽性は別物のようで、やはりベニー・グッドマン・オーケストラは素晴らしかったという結論に達しました。

 

ZOOT SIMS(ts) PHIL WOODS(as,cl) JERRY DODGION(as,fl)  GENE ALLEN(brs) JIMMY MAXWELL(tp) MARKY MARKOWITZ(tp) WILLIE DENNIS(tb) EDDIE COST(p) BILL CROW(b) MEL LEWIS(ds)

 

86点  side1-1  「MISSION TO MOSCOW」1962/7/12

86点  side1-2  「THE SOCHI BOATMAN」1962/7/12

85点  side1-3  「MIDNIGHT IN MOSCOW」1962/7/12

85点  side2-1  「LET’S DANCE」            1962/7/12

85点  side2-2  「RUSSIAN LULLABY」  1962/7/12

86点  side2-3  「RED,  WHITE AND BLUE EYES」1962/7/12

 

「.ミッション・トゥー・モスコー(1-1)」

M.パウエルのオリジナルです。ソロはE.コスタ(p)、P.ウッズ(as)、ズートです。B.グッドマン・オーケストラのものに及ばず、ちょっといい86点です。

「ザ・ソチ・ボートマン(1-2)」

ロシア民謡で、例の“エイコーラ”というやつです。ソロはズート、E.コスタ(p)、M.マルコヴィッツ(tp)、B.クロウ(b)で、ちょっといい86点です。

「ミッドナイト・イン・モスコー(1-3)」

ロシアの歌曲で、イントロはE.コスタ(p)、ソロはP.ウッズ(cl)と(tp)ミュートです。ちゃんとしたジャズで再聴下限の85点です。

「レッツ・ダンス(2-1)」

オープニング・テーマ曲で、ウェーバーの「舞踏への勧誘」が原曲となります。B.グッドマン・オーケストラのものとは編曲が全然違い、クラリネットもP.ウッズで全然違います。その他E.コスタ(p)、G.アレン(brs)、M.マルコヴィッツ(tp)ミュートのソロも聴かれます。ちゃんとしたジャズで再聴下限の85点です。

「ロシアン・ララバイ(2-2)」

I.バーリンの曲です。サビはE.コスタ(p)、ソロはJ.ダジオン(fl)、W.デニス(tb)、ズートです。ズートのソロはありますが、ちゃんとしたジャズで再聴下限の85点です。

「レッド・ホワイト・アンド・ブルー・アイズ(2-3)」

伝承曲です。P.ウッズ(as)がテーマとソロを吹き、続いてW.デニス(tb)、ズート、E.コスタ(p)です。ちょっといい86点です。

 

86点  side1-1  「MISSION TO MOSCOW」1962/7/12

 

86点  side1-2  「THE SOCHI BOATMAN」1962/7/12

 

85点  side1-3  「MIDNIGHT IN MOSCOW」1962/7/12

 

85点  side2-2  「RUSSIAN LULLABY」  1962/7/12

 

86点  side2-3  「RED,  WHITE AND BLUE EYES」1962/7/12