リオデジャネイロで行われた「アメリカン・ジャズ・フェスティヴァル」の模様を伝えるアルバムで、ケニー・ドーハム、カーティス・フラー、ハービー・マン、アル・コーン、ズート・シムスらが、メンバーをとっかえひっかえして6曲演奏しています。ズート・シムスはA面の3曲に参加していますが、(1-1)はアルト・サックスです。(1-2,3)はテナー・サックスに戻り「アル&ズート」の良さを最大限に発揮しています。この二曲は両方とも90点で、「アル&ズート」の隠れ名盤と認定したくなります。それにしてもデイヴ・ベイリーのドラミングは目立たないものの、A面を素晴らしくした最大の立役者ではないかと思います。この人は他のアルバムでも凄いです。唸らさせられます。
(1-1)
KENNY DORHAM(tp) CURTIS FULLER(tb) HERBIE MANN(fl) AL COHN(ts) ZOOT SIMS(as) RONNIE BALL(p) BEN TUCKER(b) DAVE BAILEY(ds) RAY MANTILLA(perc)
(1-2,3)
AL COHN(ts) ZOOT SIMS(as,ts) RONNIE BALL(p) BEN TUCKER(b) DAVE BAILEY(ds)
(2-1)
KENNY DORHAM(tp) CURTIS FULLER(tb) HERBIE MANN(fl) RONNIE BALL(p) BEN TUCKER(b) DAVE BAILEY(ds) RAY MANTILLA(perc)
(2-2)
KENNY DORHAM(tp) RONNIE BALL(p) BEN TUCKER(b) DAVE BAILEY(ds)
(2-3)
CURTIS FULLER(tb) RONNIE BALL(p) BEN TUCKER(b) DAVE BAILEY(ds)
90点 side1-1 「WEE DOT」 1961/7/16
90点 side1-2 「HALLEY’S COMET」 1961/7/16
90点 side1-3 「THE RED DOOR」 1961/7/16
82点 side2-1 「A NIGHT IN TUNESIA」1961/7/16
86点 side2-2 「AUTUMN LEAVES」 1961/7/16
87点 side2-3 「IT’S ALL RIGHT WITH ME」1961/7/16
「ウィー・ドット(1-1)」
J.J.ジョンソンのオリジナルです。B.タッカー(b)、D.ベイリー(ds)、R.ボール(p)の順に出ますが、この段階でもう「いいですねー」。テーマの後ソロはズート(as)、K.ドーハム(tp)、A.コーン(ts)、H.マン(fl)、C.フラー(tb)、R.ボール(p)、B.タッカー(b)の順です。全員が乗って快適にスイングし、気品があり別格の90点です。
「ハレーズ・コメット(1-2)」
A.コーンのオリジナルで、アルらしい曲です。ソロはズート(ts)、A.コーン(ts)、R.ボール(p)、ズートとアルの絡み合い、D.ベイリー(ds)と続きます。ズートは、やはりアルトよりテナーの方が「いいですねー」。気持ち良くスイングし、気品があり別格の90点です。
「ザ・レッド・ドア(1-3)」
A.コーンのオリジナルで、アル&ズートらしい演奏です。ソロはズート(ts)、アル(ts)、R.ボール(p)、ズートとアルのチェイスと続きます。ここのズートはアルに寄り、アルはズートに寄っていますので、油断するとどちらが誰だか分からなくなります…。気品があり別格の90点です。
「ア・ナイト・イン・チュニジア(2-1)」
「オータム・リーヴス(2-2)」
「イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー(2-3)」
90点 side1-1 「WEE DOT」 1961/7/16
90点 side1-2 「HALLEY’S COMET」 1961/7/16
90点 side1-3 「THE RED DOOR」 1961/7/16