ポール・キニシェットのリーダー・アルバムで、フロントとしてカーティス・フラー、ジョン・ジェンキンス、ソニー・レッド・カイナーの三人が参加し、マル・ウォルドロンは楽曲を三曲提供しています。少しだけマルらしいソロが聴けるのは「CIRCLES」一曲で、マルを聴くアルバムではありません。但し「ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET」のP.キニシェットは楽しめます。
PAUL QUINICHETTE(ts) CURTIS FULLER(tb) JOHN JENKINS(as) SONNY REDD(as) MAL WALDRON(p) DOUG WATKINS(b) ED THIGPEN(ds)
86点 side1-1 「BLUE DOTS」 1957/5/10
86点 side1-2 「CIRCLES」 1957/5/10
87点 side2-1 「ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET」1957/5/10
84点 side2-2 「COOL-LYPSO」 1957/5/10
「ブルー・ドッツ(1-1)」
M.ウォルドロンのオリジナルです。ソロはP.キニシェット(ts)、J.ジェンキンス(as)、S.レッド(as)、(as)二人のフォー・バース、P.キニシェット、C.フラー(tb)、P.キニシェット、J.ジェンキンス、S.レッド、C.フラー、M.ウォルドロンと目まぐるしく変わります。快調なテンポでシンバルの音も心地良く、ちょっといい86点です。
「サークルズ(1-2)」
M.ウォルドロンのオリジナルです。ソロはS.レッド(as)、P.キニシェット(ts)、C.フラー(tb)、M.ウォルドロンの順です。S.レッドのソロがP.ウッズに少し似て良く、マルは前の曲よりは落ち着いたテンポなのでマルらしさが出て来て良いです。ちょっといい86点です。
「オン・ザ・サニー・サイド・オヴ・ザ・ストリート(2-1)」
J.マクヒューの曲です。P.キニシェット(ts)が擦れた渋い音で出て来ます。テーマを演った後そのままソロになりますが、スロー・テンポのP.キニシェットは「いいですねー」。その後はJ.ジェンキンス(as)とP.キニシェットのソロです。マルのソロはありませんが、お洒落で格好いい87点です。
「クール・リプソ(2-2)」
M.ウォルドロンのオリジナルです。カリプソ調で始まり、S.レッド(as)、C.フラー(tb)、P.キニシェット(ts)、J.ジェンキンス(as)、M.ウォルドロン、E.シグペン(ds)の順にソロをとります。ここまでずーっとカリプソのリズムです。アルト・サックス二人が小節交換をする処からやっとフォー・ビートになります。以下、S.レッド(as)、C.フラー(tb)、P.キニシェット(ts)、J.ジェンキンス(as)、S.レッド(as)、M.ウォルドロンと続き、カリプソのリズムに戻ってテーマを演り終わります。14分くらいの長時間演奏を丁度半々に分けて演りました。マルに関して特に述べることもありません。ちゃんとしたジャズだけど再聴下限に一歩届かない84点です。
86点 side1-1 「BLUE DOTS」 1957/5/10
86点 side1-2 「CIRCLES」 1957/5/10
87点 side2-1 「ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET」1957/5/10
84点 side2-2 「COOL-LYPSO」 1957/5/10
