プレスティッジのスタジオ・セッションで、マル・ウォルドロン、ハル・.マクシック、ケニー・バレルが曲を持ち寄りました。

 

AL COHN(ts) ART FARMER(tp) HAL McKUSICK(as) KENNY BURREL(g) MAL WALDRON(p) TEDDY KOTICK(b) ED THIGPEN(ds)

 

87点  side1-1  「EARTHY」                     1957/1/25

87点  side1-2  「WHAT’S NOT」              1957/1/25

86点  side1-3  「I WOULDN’T」              1957/1/25

88点  side2-1  「THE FRONT LINE」     1957/1/25

86点  side2-2  「DAYEE」                        1957/1/25

 

「アーシー(1-1)」

M.ウォルドロンのオリジナルです。いい音で(ゲルダ―さんのお陰)アーシーなテーマが奏でられます。少し早く歩くくらいのテンポもいいです。ソロのトップはA.コーン(ts)、次いでA.ファーマー(tp)、H.マクシック(as)、K.バレル(g)、M.ウォルドロンがソロをとり、A.コーン(ts)とA.ファーマー(tp)とH.マクシック(as)の三人で小節交換をします。マルは完全に溶け込んでいます。其々のソロも良く、お洒落で格好いい87点です。

「ホワッツ・ノット(1-2)」

M.ウォルドロンのオリジナルです。A.ファーマー(tp)がテーマをリードし、ソロはH.マクシック(as)から。音色が良く理知的で鋭いソロです。以下K.バレル(g)、A.ファーマー(tp)、A.コーン(ts)、M.ウォルドロンで、こちらはマルの色が少し出ています。お洒落で格好いい87点です。

「アイ・ウドント(1-3)」

H.マクシックのオリジナルです。マルのイントロで始まり、非ジャズのリズムからフォー・ビートへというパターンのテーマです。ソロはA.ファーマー(tp)、A.コーン(ts)、K.バレル(g)、H.マクシック(as)、M.ウォルドロンです。ちょっといい86点です。

「ザ・フロント・ライン(2-1)」

H.マクシックのオリジナルです。ちょっとスリリングなテーマの後ソロはK.バレル(g)から。各人ともにテーマを活かしたスリリングなソロで、一様に聴き応えがあります。お洒落で格好良く僅かながら気品を感じさせる88点です。

「デイイー(?)(2-2)」

K.バレルのオリジナルです。如何にもハード・バップというテーマに続いて、ソロはA.コーン(ts)から。続くA.ファーマー(tp)を珍しくマルが煽るという場面があります。次はH.マクシック(as)。この人は「上手いですねー」隠れた名手だと思います。次のK.バレル(g)はツボを押さえたソロです。マルはフレーズを綺麗には流さないマルらしいソロです。フロント陣がドラムとのフォー・バースを行い、長いジャム・セッションは終わりとなります。ちょっといい86点です。