6巻目は更にもう一人、J.J.ジョンソンが加わります。ここでもパーカー、ジョーダン両名の充実ぶりが突出しており、ジョーダンは清楚で清らか、その人柄を表すようなソロとバッキングで重要な役割を完璧に果たしています。それにしてももう少しジョーダンのソロ・スペースがあれば…。

 

MILES DAVIS(tp) J.J.JOHNSON(tb) CHARLIE PARKER(as) DUKE JORDAN(p) TOMMY POTTER(b) MAX ROACH(ds)

 

85点  side1-1  「DRIFTING ON A REED B」                    1947/12/17

85点  side1-2  「DRIFTING ON A REED D」                    1947/12/17

85点  side1-3  「DRIFTING ON A REED E」                    1947/12/17

86点  side1-4  「QUASIMADO A」                                 1947/12/17

86点  side1-5  「QUASIMADO B」                                 1947/12/17

85点  side1-6  「CHARLIE’S WIG B」                            1947/12/17

85点  side1-7  「CHARLIE’S WIG D」                            1947/12/17

85点  side1-8  「CHARLIE’S WIG E」                            1947/12/17

85点  side2-1  「BONGO BEEP B」                               1947/12/17

85点  side2-2  「BONGO BEEP C」                               1947/12/17

86点  side2-3  「CRAZEOLOGY(EXCERPT) A」              1947/12/17

86点  side2-4  「CRAZEOLOGY(EXCERPT) B」              1947/12/17

85点  side2-5  「CRAZEOLOGY C」                              1947/12/17

85点  side2-6  「CRAZEOLOGY D」                              1947/12/17

86点  side2-7  「HOW DEEP IS THE OCEAN A」             1947/12/17

87点  side2-8  「HOW DEEP IS THE OCEAN B」             1947/12/17

 

「ドリフティング・オン・ア・リード・B(1-1)」

パーカー、ジョンソン、マイルス、ジョーダン、ポッターとソロが続きますが、今聴いても少しいいなーと思えるのはジョーダンのソロです。再聴下限の85点です。

「ドリフティング・オン・ア・リード・D(1-2)」

パーカーの音が前に出て来ました。ソロの並びはテイクBと同じです。ジョーダンのソロは清楚で良いです。再聴下限の85点です。

「ドリフティング・オン・ア・リード・E (1-3)」

テイクDと同印象で、現代にも通ずる良さではジョーダンが一位です。3テイクとも聴きごたえがあるのはパーカーとジョーダンでした。再聴下限の85点です。

「クオシメード・A(1-4)」

ジョーダンのイントロで始まる少し穏やかな曲で、パーカーの後に出てくるジョーダンは曲想にぴったりと合うソロをとります。ジョンソン、マイルスと続きますが、ジョーダンか光って、ちょっといい86点です。

「クオシメード・B(1-5)」

このテイクもジョーダンのイントロから始まります。天才パーカーと清廉ジョーダンが光り、ちょっといい86点です。

「チャーリーズ・ウィッグ・B(1-6)」

バップらしい曲です。ソロはパーカー、ジョンソン、マイルスと続き、ジョーダンのソロはありません。再聴下限の85点です。

「チャーリーズ・ウィッグ・D(1-7)」

テイクB同様、ジョーダンのソロはありません。再聴下限の85点です。

「チャーリーズ・ウィッグ・E(1-8)」

このテイクにもジョーダンのソロはありません。再聴下限の85点です。

「ボンゴ・ビープ・B(2-1)」

テーマ部はカリプソ調です。パーカーのソロは変わらず天才的です。ジョンソン、マイルス、ジョーダン・ローチとソロが続きます。ジョーダンのソロはバップの只中という感じです。再聴下限の85点です。

「ボンゴ・ビープ・C(2-2)」

ソロの並びはテイクBと同じです。ジョーダンのソロは煌めいており、こちらのテイクの方がいいです。再聴下限の85点です。

「クレイゼオロジー(エクサープト)・A(2-3)」

テーマとパーカーのソロだけが録られました。だから、ちょっといい86点です。

「クレイゼオロジー(エクサープト)・B(2-4)」

テイクAが1分でしたが、こちらは30秒です。パーカーのソロだけ抜き出しています。ちょっといい86点です。

「クレイゼオロジー・C(2-5)」

こちらは全曲録られています。ソロはパーカー、ジョンソン、マイルス、ジョーダン、ポッター、ローチと続きます。ジョーダンのソロは極めて短いです。再聴下限の85点です。

「クレイゼオロジー・D(2-6)」

テイクCよりほんの少し速いように感じます。ソロの並びは同じです。ジョーダンのソロにはB.パウエルの影がほんの少しだけ見えます。再聴下限の85点です。

「ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン・A(2-7)」

ジョーダンがイントロを弾いてバラードです。低周波が気になるほど大きく、パーカーのバラード・プレイを邪魔しています。J.J.ジョンソンが初めてオープン・トロンボーンで続き、その次はマイルスで、ここで切れてしまいます。ちょっといい86点です。

「ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン・B(2-8)」

ここもイントロはジョーダンです。低周波はありません。ノイズは大きいですが、パーカーのバラード・プレイには入って行けます。バックで聴こえるジョーダンのピアノが良いムードを醸し出しています。お洒落で格好いい87点です。

 

86点  side2-7  「HOW DEEP IS THE OCEAN A」             1947/12/17