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Giant Steps
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ジョージ・ムラーツ(b)、アル・フォスター(ds)と組んだピアノ・トリオ・アルバムです。1曲を除いて、コルトレーンのあの『ジャイアント・ステップス』に収められた曲ばかりです。1982年当時でも未だに感染力が衰えぬフュージョン菌の毒が無かりせば(アル・フォスター)、もっとじっくり聴けるアルバムに仕上がったでしょうに…。
TOMMY FLANAGAN(p) GEORGE MRAZ(b) AL FOSTER(ds)
87点 side1-1 「MR. P.C.」 1982/2/17,18
87点 side1-2 「CENTRAL PARK WEST」 1982/2/17,18
86点 side1-3 「SYEEDA’S SONG FLUTE」 1982/2/17,18
87点 side2-1 「COUSIN MARY」 1982/2/17,18
86点 side2-2 「NAIMA」 1982/2/17,18
85点 side2-3 「GIANT STEPS」 1982/2/17,18
「ミスター・ピー・シー(1-1)」
往年を偲ばせるトミフラの歯切れの良いピアノ・ソロを聴くことができます。ジョージ・ムラーツのベースはレジー・ワークマンよりも数倍トミフラに合っています。品があって線が太く、フュージョン臭さが無いのがいいです。アル・フォスターのフュージョン臭いドラミングを差し引いても、お洒落で格好いい87点です。
「セントラル・パーク・ウエスト(1-2)」
ゆったりとしたテンポで、トミフラのピアノとムラーツのベースのやりとりが、なかなかお洒落です。ベース・ソロもよく唄っています。これもお洒落で格好いい87点です。
「シーダズ・ソング・フルート(1-3)」
出だしはあの『ジャイアント・ステップス』を思い出させます。トミフラのピアノは力強いですけど雑ではなく、そこそこいいです。ムラーツのベースもそこそこ。ここでも問題なのはフォスターのドラムです。ちょっといい86点です。
「カズン・メアリー(2-1)」
トミフラのピアノは当時を髣髴とさせます。強いアタック、装飾音、粒揃いの珠がコロコロと転がるような右手、なかなかいいです、力は衰えていません。珍しく昔のトミフラを思い出させてくれるソロです。トミフラがとても良くて、フォスターの悪さが比較的少ないので、お洒落で格好いい87点です。
「ネイマ(2-2)」
勿論スローで、トミフラのピアノは優しく美しいのですが、バス・ドラムが馬鹿みたいに軽薄で、全体としてはちょっといい86点止まりです。
「ジャイアント・ステップス(2-3)」
トミフラのピアノはちっとも悪くないのですが、アル・フォスターのドラミングはフュージョンの悪臭を放っており、トミフラが気の毒です。再聴下限の85点です。
87点 side1-1 「MR. P.C.」 1982/2/17,18
87点 side1-2 「CENTRAL PARK WEST」 1982/2/17,18
87点 side2-1 「COUSIN MARY」 1982/2/17,18
