Swedish Concert 1975 Swedish Concert 1975
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1面はビル・エヴァンス・トリオ、そして2面はそれにモニカ・ゼッタールンドのヴォーカルが加わったアルバムです。モニカとは1964年8月に超素敵なアルバムを作っているので、こちらも期待してしまいますが、残念乍ら二匹目のどじょうはいませんでした。11年経ってモニカが変わってしまいました。若き貴婦人が大御所になってしまったような…。これはこれで立派な女性ヴォーカルなのですけどね。録音も良くありません。録音レヴェルが低く、音が不明瞭で薄っぺらで奥行きもありません。まるで海賊版みたいです。エヴァンス・トリオにもモニカにも気の毒なアルバムとなってしまいました。

 

BILL EVANS(p) EDDIE GOMEZ(b) ELLIOT ZIGMUND(ds) MONICA ZETTERLUND(voc)

 

88点  side1-1  「SUGAR PLUM」                         1975/2/22

87点  side1-2  「SAREEN JURER」                      1975/2/22

86点  side1-3  「VERY EARLY」                          1975/2/22

85点  side1-4  「GLORIA’S STEP」                     1975/2/22

87点  side2-1  「COME RAIN OR COME SHINE」   1975/2/22

87点  side2-2  「WHAT’S NEW」                         1975/2/22

87点  side2-3  「IT COULD HAPPEN TO YOU」    1975/2/22

87点  side2-4  「ONCE UPON A SUMMERTIME」  1975/2/22

89点  side2-5  「THE SECOND TIME AROUND」   1975/2/22

85点  side2-6  「SAMBA」                                  1975/2/22

 

「シュガー・プラム(1-1)」

ビル・エヴァンス・トリオのいつもながらの気品を感じさせ、お洒落で格好良く88点です。

「サリーン・ジュアラー(1-2)」

あまりお馴染みではない曲です。ワルツで、お洒落で格好いい87点です。乗れないのは何故でしょうか。録音のせいでしょうか。それともB.エヴァンス・トリオの調子が今一つなのでしょうか。

「ヴェリー・アーリー(1-3)」

この曲は以前の演奏で90点以上が何度も出た曲です。やはりエヴァンス・トリオの調子が今一つなのでしょうか。ちょっといい86点ですもの。

「グロリアズ・ステップ(1-4)」

ドラムとベースが主役となる曲で、いつも低得点です。録音の悪さが随分と足を引っ張っているようでもあります。再聴下限の85点です。

「カム・レイン・オア・カム・シャイン(2-1)」

いい演奏が多い曲なのですが、やはり“音”のせいですね。お洒落で格好いい87点です

「ホワッツ・ニュー(2-2)」

これも名演奏が目白押しの曲ですが、さっぱり迫って来ません。エヴァンスのソロはかなりいいと思うのですが、やはり録音ですね。エヴァンスの音楽に悪い録音は致命傷です。それでも、お洒落で格好いい87点です

「イット・クッド・ハプン・トゥー・ユー(2-3)」

ここでもエヴァンスの“内容”は全然悪くありません。お洒落で格好いい87点です。

「ワンス・アポン・ア・サマータイム(2-4)」

1964年8月の『モニカ・ゼッタールンド・ワルツ・フォー・デビー』に入っているこの曲と聴き較べていただければ、両アルバムの差は一目瞭然、いや一聴瞭然です。お洒落で格好いい87点ではあります(向こうは99点)。

「ザ・セカンド・タイム・アラウンド(2-5)」

昔の良さがほんの少し窺われ、ここでは最高の89点、別格直前です。

「サンバ(2-6)」

エヴァンスには全く珍しいサンバです。モニカにもエヴァンスにも、結局サンバは似合いませんでした。再聴下限の85点です。

 

87点  side2-1  「COME RAIN OR COME SHINE」   1975/2/22

 

87点  side2-3  「IT COULD HAPPEN TO YOU」    1975/2/22

 

85点  side2-6  「SAMBA」                                  1975/2/22