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The Modern Art Of Jazz
700円
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クラリネットとバリトン・サックスのトニー・スコットをリーダーとして、3人のホーン奏者を更に集めたアルバムです。こうなるとエヴァンスの出番はさぞや無かろうと思ってしまいますが、あにはからんや、かなりのソロ・スペースを与えられています。少しずつ実力を認められてきたということでしょうか。
TONY SCOT(cl,brs) JIMMY KNEPPER(tb) CLARK TERRY(tp) SAHIB SHIHAB(brs) BILL EVANS(p) MILT HINTON(b) HENRY GRIMES(b) PAUL MOTIAN(ds)
85点 side1-1 「FIVE」 1957/11/16
86点 side1-2 「SHE’S DIFFERENT」 1957/11/16
85点 side1-3 「THE LADY IS A TRAMP」 1957/11/16
86点 side1-4 「TENDERLY」 1957/11/16
86点 side2-1 「BLUES FOR 3 HORNS」 1957/11/16
85点 side2-2 「I REMEMBER YOU」 1957/11/16
86点 side2-3 「LULLABY OF THE LEAVES」 1957/11/16
「ファイヴ(1-1)」
ビル・エヴァンスの曲です。そのせいでしょうか、少しエヴァンスらしさが出て来ました。未だほんの萌芽ですが。でも聴けば「これはエヴァンスだろう」と気づきます(多分)。ソロはトニー・スコットとビル・エヴァンスの二人だけです。再聴下限の85点です。
「シーズ・ディファレント(1-2)」
エヴァンスのソロは、いきなり両手で入り更に両手で続けますので、ここでもエヴァンスの萌芽は見てとることができます。萌芽がより顕著なので、ちょっといい86点です。
「ザ・レディ・イズ・ア・トランプ(1-3)」
軽くスイングする曲です。エヴァンスは一歩引いて奥ゆかしいソロです。再聴下限の85点です。
「テンダリー(1-4)」
遅いテンポのバラードで、エヴァンスはバックのピアノですら「らしさ」を見せます。T.スコット、C.テリーに続くエヴァンスのソロは、この時期としては際立った幽玄さを見せて、嬉しい驚きを与えてくれます。エヴァンスのソロだけ取り出すと90点以上ですが、曲全体としては、ちょっといい86点です。
「ブルース・フォー・スリー・ホーンズ(2-1)」
題名通りブルースです。テンポは、歩く速さです。エヴァンスのソロはありませんが、ブルースなので、ちょっといい86点です。
「アイ・リメンバー・ユー(2-2)」
オーソドックスなちょっと軽めのジャズです。エヴァンスのソロは掴み所がありません。聴いても「アレッ、今のエヴァンス?」という感じです。バックで弾くピアノは「エヴァンスかな」と感じますが…。再聴下限の85点です。
「ララバイ・オヴ・ザ・リーヴス(2-3)」
この曲でバリトン・サックスとなると、どうしてもジェリー・マリガンを思い出してしまいます。この曲が持つ淋しさ、森の木々の森閑さを、エヴァンスはリーダーのT.スコットよりも遥かに上手く表しています。ちょっといい86点です。
85点 side1-1 「FIVE」 1957/11/16
86点 side1-2 「SHE’S DIFFERENT」 1957/11/16
85点 side1-3 「THE LADY IS A TRAMP」 1957/11/16
86点 side1-4 「TENDERLY」 1957/11/16
86点 side2-1 「BLUES FOR 3 HORNS」 1957/11/16
85点 side2-2 「I REMEMBER YOU」 1957/11/16
86点 side2-3 「LULLABY OF THE LEAVES」 1957/11/16
