Jazz Sahib Jazz Sahib
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サヒブ・シハブがリーダーを務める二つのセッションから成るアルバムで、B面のピアノをビル・エヴァンスが務めています。エヴァンスらしさは未だ見えませんが、バラード曲にその片鱗を伺わせています。ルディ・ヴァン・ゲルダー・スタジオでの録音ですので、いかにもジャズ!という厚みのある音を楽しめます。

 

SAHIB SHIHAB(brs) PHIL WOODS(as) BENNIE GOLSON(ts) BILL EVANS(p) OSCAR PETTIFORD(b) ART TAYLOR(ds)

 

87点  side1-1  「S.M.T.W.T.F.S.S. BLUES」

87点  side1-2  「JAMILA」

78点  side1-3  「THE MOORS」

87点  side2-1  「BLU-A-ROUND」            1957/11/7

84点  side2-2  「LE’ SNEAK」                  1957/11/7

85点  side2-3  「BALLAD TO THE EAST」  1957/11/7

 

「ブルー・ア・ラウンド(2-1)」

テンポをゆっくり取って粘る曲で、最初に出てくるエヴァンスも仄暗く粘りを見せます。情念を少し感じさせ、エヴゥンス本来の魅力とは違いますが、これはこれとして聴くことができます。P.ウッズもB.ゴルソンもそれぞれ達者に持ち分を発揮します。薄暗いナイト・クラブが似合いそうなこの曲をルディ・ヴァン・ゲルダーさんが臨場感一杯にいい音で録ってくれたので、お洒落で格好いい87点です。

「ル・スニーク(2-2)」

一転して明るい曲です。ここでもピアノは未だ本来のエヴゥンスにはなっていません。ちゃんとしたジャズだけど一回聴いたからもういいやの84点です。

「バラッド・トゥー・ジ・イースト(2-3)」

最後はバラードです。バラードときましたのでエヴァンス“らしさ”を少しだけですが見せてくれます。続くゴルソンはバラードが上手ですが、W.ウッズは左程でもありません。S.シハブのバリトン・サックスはその二者の間くらいです。エヴァンスらしさを覗かせますので、再聴下限の85点です。

 

87点  side2-1  「BLU-A-ROUND」            1957/11/7

 

84点  side2-2  「LE’ SNEAK」                  1957/11/7

 

85点  side2-3  「BALLAD TO THE EAST」  1957/11/7