「史記 天官書」紙が本に変わるとき3 | 比々流のブログ

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絵画・陰陽道・魔術・銀器などの話題をゆる~くつづってます。
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さて、怪しいブツが出たところで止まっていた截金の解説も、あと少し。

ご覧の通り、穴あけパンチであります。

 

さっきの金箔を、包み紙ごとパチパチするんですね。

 

円くパチパチしたもの、細長く切ったものを組み合わせて、表紙の紙に貼り付けていきます。

 

細い筆は水に。

 

太めの筆はニカワに。

細い筆(右手)で金箔にチョンと触ると、水の力で筆にくっつくので、太めの筆(左手)で紙の上に置いたニカワ、の上にそっと載せます(今度はニカワにくっつく)。

…写真なくてすみません。比々流の腕は二本しかなかったんです。

 

出来たものはこちら。北斗七星のほうが表表紙です。

乾燥したら和綴じに…すみません写真撮るの忘れました。肝心の「紙が本に変わるとき」を撮ってないし。

 

10月2日は「マスミ 仲間の作品展」の初日です。会場で「完成形」を撮影して参ります。どうぞご期待ください。