さて、怪しいブツが出たところで止まっていた截金の解説も、あと少し。
ご覧の通り、穴あけパンチであります。
さっきの金箔を、包み紙ごとパチパチするんですね。
円くパチパチしたもの、細長く切ったものを組み合わせて、表紙の紙に貼り付けていきます。
細い筆は水に。
太めの筆はニカワに。
細い筆(右手)で金箔にチョンと触ると、水の力で筆にくっつくので、太めの筆(左手)で紙の上に置いたニカワ、の上にそっと載せます(今度はニカワにくっつく)。
…写真なくてすみません。比々流の腕は二本しかなかったんです。
出来たものはこちら。北斗七星のほうが表表紙です。
乾燥したら和綴じに…すみません写真撮るの忘れました。肝心の「紙が本に変わるとき」を撮ってないし。
10月2日は「マスミ 仲間の作品展」の初日です。会場で「完成形」を撮影して参ります。どうぞご期待ください。