「史記 天官書」紙が本に変わるとき2 | 比々流のブログ

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さて、前回は「金箔を5枚焼き合わせる」ところまで話が進みましたね。焼き合わせたら、次はカットです。

↑この竹。何だと思います?

 

そう、この竹で金箔を切るんです

「竹刀(ちくとう)」と言いまして、そこらへんで入手したマダケとかメダケ(要は、ちょっと細めのやつ)を自分で割り、よくよく乾燥させてから自分で削るんですね。

たかが竹と言って舐めてかかったらいけません。竹刀でケガをした人を私は知っています。

 

息を整えて、そっと箔に押し当てて…。薄い薄い金箔を破かずにカットするのは、実は、相当難しかったりします。

 

切れました。包み紙に挟み、

 

ええっ!?

(さらに続きます)