組織ってなどうしても会議ってもんがある。
会議って大仰なものでもないけど、って場合は打ち合わせ。
そして思うこと。
人間ってなんて無駄が多いんだろうって。
会話の内容って、大体80%が無駄な話。
で、その中の20%くらいが必要な事。
でも、20%を得るために、80%は必要なわけです。
多分、人間の脳みそのつくり的な問題で、80%の無駄は必要なんだと思う。
無駄と書きましたが、遊び。と言い換えてもいい。
物事の本質は彫刻のようなものだと言いますが、まさにそう。
彫刻ってはじめは大きな大きな大理石の塊を最初大きく削って、さらに削って、細部まで削って最後にようやく、像が得られる。
削った残りは?というと、それはいらないもの。
情報もそう。もっとも必要な情報を得るためには、ジャンクの塊を削って手に入れる。
削り方を間違えたら、全く違うものになる。
自分にとって最も大事な形を手に入れるためには、使い慣れた道具で、熟練した腕で、慎重に削り落す作業が必要。
彫刻がそう。情報がそう。プロジェクトもそう。
物事が形造られる事の本質って、多分、削り落とす作業なんだと思う。
でも、じゃあ、削り落としたものがもったいないから、最初からコアを作ればいいって発想は多分ダメなんだと思う。
削り落とすためには、削り落すものが必要で、形作られるプロセスでは、削り落とすものが必要不可欠なんだと思う。
だから、遊び(一見無駄に見えるもの)が必要なんだ。
若いころは、この道理がわからなかった。
なんて無駄なんだろうと思うことがたくさんあった。
会議なんてのは、本当に必要ないと思ってた。
いやでいやでたまらない。片付けきれない仕事がたくさんあるのに、一時間二時間、くだらない時間を過ごさなきゃならない。
打ち合わせ?上司は道理がわからないのに、なぜ話合わなけりゃならないのか?
実務の方が大事。結果出せばいんでしょ?
・・・・・・若かったなぁって思う。
この年になってわかる。無駄と思えるものは、無駄じゃない。
本質は、無駄の中にかくれてる。
会議の退屈な時間の中に、結構宝物が埋まってる。
でも、宝物ってそう簡単に見つからないから宝物。
ようやくわかったよ。
で、なんでこんな事書いてるかって言いますとね。
会社の若い男の子がね、遅刻するわ、会議は出ないわ(商談入れてドタキャン)報告書は出さないわ。
でも、彼が無能かというと、そうじゃない。
むしろすごく有能。
有能なだけに、無駄なもの(彼が無駄だと思うもの)に、労力を割きたくない。
・・・・・昔の私の思考回路と似てる。
周りのえらいさんは、「組織だから」「協調性は?」「ルールは守れ」とせっつくが、彼には届かない。
なんでかって?自分で、本質を理解しない限りはわからない。
こういう傾向の若い子ってな、自分で気が付かなければ従わない。優秀であればあるほどに、従わない。
年食ったオヤジが馬鹿に見えて仕方ないだろうと思う。
言っても無駄。
若いってことはそういうもんだ。
で、残念なのは、会社のえらいさん達から反抗的ってことで、評価が下がってるってこと。
今彼は俺はこんなに頑張っているのに、なぜ、評価されないのかってジレンマで苦しんでるだろうなと思う。
無駄なものは、無駄でないかもしれない。遊びは必要で、そこから核を自分の力で削り取るっのが人生ってやつですよ。って言ってやりたいが・・・・・
そこまで私偉くないんで、言わない。
でも、腐らないで、頑張り続けてほしいなと思う。
ここを抜けたら、きっと大きくなるんだろうなと。
で、仕方ないんで、彼に言った一言。
アンタの気持ちはわかるけど、大人ってな少しばっかりコスっからい方がカッコいい。
だから、とりあえず、会議にはでようか!
ってね。