意見する時と、される時の話 | 人生七転八倒

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「だらだら言いたいことをいう」がテーマ。
・・・だったのですが、今では素で罵詈雑言と呪詛とを書き散らす王様の耳はロバの耳な落書き帳に成り下がりました。
使用上の注意読むと気分を害する可能性があります。
フィクションです。

もしも、あなたが、プロの料理人だったとして。


工夫をこらして、お料理を作ったとします。


そこへ、まったくの素人さんがやってきて、「これって、もっとスパイスを効かせた方が美味しくなるよ?」と言われたとします。


腹が立つと思う。


なぜなら、プロというものは、極端なことをいうと、「味」だけ考えているわけではないからです。


プロというからには、そこに利益が生じるので、まず、コストを考えなければならない。味だけでなく、マーケティングも考慮する。見た目の美しさも。


すべてを考えて、もっとも効率の良い、最善を選び出すのがプロであるのです。


確かに、スパイスを入れたとき、美味しくなることは事実かもしれません。


でも、もしもそのスパイスがとても高額だったら?お料理を商品として提供せねばならない時、適正な価格で提供できない場合は、その制約の中で最善を選択せねばなりません。


もしも、そのスパイスを入れたことによって、風味は素晴らしいけれど、見た目が悪くなる、もしくは、見た目を整えるために膨大な時間をかけなければならないなら?


やはり、制約の中で最善を選択しなければなりません。


もちろん、スパイスを加えて、見た目も美しく、値段も適正であることが、最良でありますが、数々の制約の中で実現するのは、非常な苦労が伴うものです。


ですから、素人が、プロに、その分野で意見するときはよくよく注意せねばなりませんね。


私は、かなり口が回るので、つい余計なことを言ってしまいます。注意しようと思いました。


なんでそう思ったかというと、お料理のことではありませんが、似たことが先ほどありまして。


少し腹が立ったのです。


私の分野で、私の方が経験があることでしたので、意見されて、腹が立ちました。


大人げないと思いました。特に顔には出さなかったのですが、それも気を付けたい。


相手は、よかれと思って意見してくれたので、それについては、感謝せねばなりません。


本当のプロであれば、最良を目指すのもまたプロの証明であります。


スパイスを入れた方が、ウマイ。ことは事実なので、この意見を無下にけり落とすことは、己の視野を狭めます。意見というのは、いつでも、ありがたいことなのです。


でもなぁ・・・・・・・・・・・・腹が立つわぁ・・・・・・・・・・・・・


と、言うわけで、いろいろ考えさせられた一件でした。


意見するときは、重々注意が必要である。また、意見をされたときは、腹を立てるのでなく、いったんそれを受け入れる度量が必要。


・・・・いちいち、こう文章にしとかないと、脳みそに刻まれないんですよねーーーーーー(T_T)