年々、市販ヘアケア剤（シャンプー、コンディショナー、トリートメント等）のシリコン剤含有量が増えています。
一般の方による評価ではシリコン剤の多い商品ほど「いい！」と評価されています。
特にツ？キやアジ？ンスは高配合。
一時的にツルツル、ツヤツヤ効果が高くていいのですがダメージ補修能力はありません。
美容師として気になるのがシリコンによる毛髪強度の低下。
つまりハリ・コシの低下で、一番影響を受ける施術がパーマ、矯正ストレートなんです。
wiseで使用しているトリートメントではツルツル効果を出すのにシリコンの代わりに「加水分解シルク」というのを使っています。
ヘアケアにうるさいサロンには置いてるものですがwiseではそれに電子操作をして髪に吸着しやすいようにして、さらにあるものを加えて時間をかけて強力に結晶化させます。
マニアックでしょ？
シリコンよりツルツル効果は落ちますが持ちはだいぶ良くなるんですよ。
その道のプロから見ていいものじゃないのに一般受けはいいというものがたぶんどの業界でもあるでしょう。
私は普段なるべくその業界の人が「いい！」というものを使うように心がけています。
例えば歯ブラシと歯磨き粉はいつも歯科医院で購入。
良いもの使うのはプロとしてと当たり前ですが、良いものと良くないものをいかにわかってもらうか。
より知識を深め、よりわかりやすく説明できるようにならなくてはいけませんね。