福岡研修講師
パーソナルマインドサポート
玉井洋子です。
今回の網走出張は
3日間5つの研修。
仕事だったので
観光は難しいかなと
思っていたのですが、
研修先の方がアテンドして下さり
道東の観光地を
訪れることができたんです
まず最初に行ったのが
博物館 網走監獄
網走
と聞けば
網走刑務所
福岡の俳優
故高倉健さんを
思い浮かべる中高年も
昔の網走刑務所が残っていて
今は刑務所は存在していない。
と勘違いしていた私。
私の周りにもそう思っている人が
少なくないと思うんです。
違います
網走刑務所は今も刑務所として
存在しています。
今は重犯罪者ではなく
軽犯罪者が収容されているそう。
守衛さんと
網走監獄は1983年開館。
旧網走刑務所の歴史的建物
25棟を保存展示する
野外博物館。
移築復元されたものも
多く残されていました。
門をくぐったら守衛室
面会者待合室
この木彫り人形は
ニポポ
樺太アイヌが
魔よけや幸運を呼ぶお守りに
していたんですって。
警鐘
火災や脱獄などの
緊急事態の際に
看守を呼集するためのもの。
自給自足の生活をしていた
囚人たち。
米、味噌、醤油なども
全て自分たちで作っていました。
当時の裁判所の様子も
再現されています。
こちらは裁判官の服装。
胸元の刺繍の色で
検事や弁護士を
見分けてたんだそう。
リアルな浴場
15人単位で
脱衣から着衣まで
15分
1日200人まで
1000人入り終わるまで
5日間
この部屋は囚人たちの
精神的、倫理的、宗教的な指導を
行うための
神仏が宿るところ
とされていた。
カウンセラーという職業柄
この部屋は
囚人たちがどんな気持ちで
過ごしたのだろうかと
興味深かったです。
この監獄の特徴は
舎房の造り。
放射状に広がる5棟の舎房を
中央の1箇所の見張り所から
監視することができたんです。
コチラ
舎房には
様々な監視上の工夫もあり
昔の人の技術の素晴らしさに
脱帽でした。
舎房(囚人の部屋)
アテンドして下さった方から
「脱獄王がどこかにいますよ」
と言われ、
部屋を覗きながら歩いたのですが
見つからない
「いました??」
と聞いたら…
「上を見て下さい」
と言われ天井を見上げると
いました
脱獄王 白鳥由栄(しらとりよしえ)
他の刑務所も含めて
26年の服役中に4回も脱獄した
とんでもない囚人。
こんな風に脱獄してたのかな。
アテンドして頂いたお陰で
見どころをバッチリ
最短1時間で観ることができました
こういうの、あれば
やりたくなりますよね
笑顔で写ってしまったのが
失敗
苦しんでる表情で
撮らなくちゃでした
次回リベンジしよう
すごく見応えある
博物館 網走監獄。
超おススメです